イブニングＫＣ 空想亭こばなし

横尾公敏

講談社（2014/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 181p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063545029
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

「ロボット残党兵」の横尾公敏氏、初短編集！　奇妙奇天烈摩訶不思議な物語満載！

ロボット漫画を描く漫画家の前に、巨大ロボットが出現する「ろぼっと道」鞄の中から事件を解決する「鞄男」文字を愛した小説家の偏愛を描く「文字を喰う男」

　　世界制覇を企む秘密結社隊員の純愛を描く「戦闘員A」金属バットを振り回すタフな座敷童子が活躍する「ベンジョ男」吸血鬼に家族を殺された少女の復讐劇「吸血殺しのマチ」

　　政府の特殊超能力部隊の解散後を描く「鬼の島」　昭和テイストにあふれる不思議な短編７編収録！

奇才横尾公敏氏が描く昭和テイストにあふれる不思議な物語集！　ロボット漫画を描く漫画家の前に、巨大ロボットが出現する「ろぼっと道」鞄の中から事件を解決する「鞄男」、文字を愛した小説家の偏愛を描く「文字を喰う男」、世界制覇を企む秘密結社隊員の純愛を描く「戦闘員A」、金属バットを振り回すタフな座敷童子が活躍する「ベンジョ男」等等７編収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かやま]

徳間以外での初単行本かな。残党兵よりもう少し読みやすい感じになってる。戦闘員の話がとても良い。

2014/06/19

[辺野錠]

話の種類がバラエティ豊かで面白かった。ただ大体１話完結だからそれぞれの話をもっと掘り下げたのも見てみたいなあと思った。ベンジョ男と文字を喰う男がツボに入ったキャラ。戦闘員Ａの悪の組織の人たちの昭和テイスト溢れる生活ぶりも面白かった。

2014/03/22

[山口康隆]

奇想短篇集。ベストはあまり知られることのなかったロボット漫画が未来を大きく変える「ろぼっと道」。どの作品もページ数が足りなかったのかなという印象で、「文字を喰う男」ももっと面白くなりそうなのに残念だった。「鞄男」「ベンジョ男」「吸血殺しのマナ」「鬼の島」は連載第1話のような作品で、単独した短篇としてはちょっと物足りない。

2015/09/25

[ぷくらむくら]

レトロな絵なのだが、話がぶっとんでいるのがなかなか。

2014/12/27

[ビッチュウ]

非常に面白かった。作者アレンジの昭和感が楽しく、前作（続きではない）の『大昭和怪人伝』が好きならば問題なく楽しめる作品。短編集なので壮大な話は無いが、その分魅力的なキャラクターが大勢でてくる贅沢さが素敵。

2014/07/21