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出版社内容情報
溶接工の日常を描いたほんわかあったか人情物語がついに最終巻。
工業高校生溶接科に通う双子が技能五輪大会に出場したり、不渡りのせいで行けなかった社員旅行がついに復活! まさかの沖縄リゾート満喫の旅が実現したり、旗揚げして独立を考えていた北さんが、自分の道を見つめたり……。そして吉っちゃんの片思いにもついに終止符が…!?
【著者紹介】
1975年生まれ、福岡生まれ広島育ち。約6年間、溶接工として働いた後、06年に高知新聞社主催「第18回黒潮マンガ大賞」準大賞受賞、07年「第5回イブニング新人賞」奨励賞受賞後、本作品にてデビュー。現在、「やわらかスピリッツ」にて『うきわ』を連載、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて「そう言やの カナ」を不定期連載中。作品は『カタミグッズ』『ものものじま』な多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gamemaker_K
15
読み終わってしまった。それにしても北さんの奥さんはかわいいなあ。100%理想の女性だ。ということはともかく、この「とろ鉄」は自分の中では今までの人生において一番好きなマンガだ。登場人物がみな好人物で、こういう世界に生きてみたいと心の底から思うのである。・・・西田さんの休日の話がよかったかな。彼の恋愛話が結局なかったのは残念だったけど。2013/07/13
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
11
10巻セット一気読みしたので感想は最後に。著者も作品もまったく存じ上げず、誌友さんのとこで知ったのだったかしら。溶接のウンチクについては知らないことだらけで、超高度な技術の専門職であるという認識が足りてなかった。主人公のガツガツ感のなさが当初もどかしくもあったけど、仕事でも家庭でも関係をつくりあげていくペースののんびりさが、逆に堅牢なものを作り上げてるのだな、と思わされた。堅実ってこういうことなんだな。技術は堅実。どんな分野の職人さんにも頭を垂れてしまいます。2018/01/26
かすくり
7
最終巻だが、ものすごい盛り上がりはナシ。でも最後の方はほんのりそれっぽい盛り上がりがあって、この作品らしい良い人情感が感じられて良かった。いつまでものんびり続いていってもいいような作品だったが、ちょうどいい終わりどころかもしれない。2013/06/29
へな
6
リアルで溶接屋の自分にとっては共感度が半端じゃない漫画でした。 最後のほうの小島さんのものづくりの「道」の話は心に響きました。 北さんじゃないけど、自分ももっと上手くなりたいなぁ。 最後に一言。 この漫画に出会えてよかった! 2013/06/29
てんてん(^^)/
5
そろそろ潮時なんかなあと思いつつ、いざ終わると思うとすごく寂しいよ、とろ鉄。吉川君の恋の行方も、双子の進路も、今井さんの究極の酵母も、ポコちゃんの成長も、み~んな気になる。何よりも、この方言の持つまった~りとした空気感がいつの間にかすごく癖になってたんだな~。名残惜しいけど最終巻、お疲れ様でした。2013/07/29
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