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出版社内容情報
高遠がかつて死なせてしまった伊集院健二の父・健一がアフガンゲリラに誘拐された!医師を装って健二の救出に向かう高遠の運命は!?
山は巨大な密室である。そこで起きる生と死のドラマ。
それは登った者でしかわからない。
言葉を返すと、そこでは何が起きていても不思議ではない。
目撃者はいない。
生きて帰った者から語られる事が真実となる。
このドラマは、そこに挑戦するホモ・サピエンスの
葛藤のドラマである(原作・愛英史氏コメントより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水面頼光
2
面白かったが誰も救われなかった。哀しい話。2018/09/05
Gladcolza Bambootail
2
あまりにもヘビーな展開に熱く悲しくやるせなく、そして切なくなる最終巻。それでも全三巻の中にみっちりと本格山岳漫画を詰め込んだ良作。もう少し登場人物それぞれの過去の物語を出してもよかったんじゃないかなあ、とか思う。あまり長くない山岳系漫画を手に取りたい方にオススメしたいけど内容は重いよ!
旗本退屈苺
1
アフガンの彼らは、ただ死んでいったものとして捕らえるにはちょっとヘビーすぎやしないか。彼らの死を通して高遠さんと伊集院家が向き合うにしてはあまりにも大きすぎる気がするし、関係ないようにも思える。ナンガ・パルバット登頂の中の1つ1つのエピソードのインパクトが強すぎて高遠の葛藤がかすんでしまった感がある。面白かっただけにもうちょっとじっくり読んでみたかったなー2012/04/09
knt_mzsk
1
3巻で終わってしまって悲しい。話が急に大きくなってしまって終わらざるを得ない展開になった。打ち切り路線だったのかな? もう何回か別の山に登る話があってから,今日子さんに登場して貰いたかった。最後にコーレのところに戻るのはアリなんだけど,過去の解消がどうも中途半端な感じだった気がする。好きだった。2012/02/27
k2
1
完結。まとめて読むといろいろ深い話だった。それにしてもナンガ・パルバット編は人が死に過ぎ。登山と関係ない理由でバタバタ死んでいくのはやりきれない。あまりないタイプの本格山岳漫画だっただけに、もっと続いてほしかったなあ。2012/02/24