デザートＫＣ くじらの親子 〈８〉

くりた陸

講談社（2000/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 162p／高さ 18cm
• 商品コード 9784063410945
• Cコード C9979

出版社内容情報

【内容紹介】
中3の杏（あんず）はBFの鮎川くんが大好きです。でも、甲子園を目指す彼は今、野球に夢中です。それをさびしく思う杏を関川くんは見守っています。それぞれの想いは、ちょっぴりせつないけれど、大人へのステップなのかもしれません……。幼い妹・桃と優しいパパ、3人家族の絆と、杏の成長を描く大人気コミック第8巻。番外編「星に願いを」も収録！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[べる]

【手放す本】関川くんは杏への気持ちをやめようと思ってもやっぱり止められない。のりぴーも関川くんへの片想いが続く。もどかしいけど二人とも片想いしている今が幸せそう。杏は自分がやりたいことは何か考える。パパは杏の年の頃は夢も目標もなかったけど、ママに出会って初めて、ママを幸せにして温かい家庭を作りたいという自分の目標ができたと話す。鮎川くんの甲子園への夢は杏の一言がきっかけになっていたと知る。今回の番外編も涙。愛を全く受けてない子はいないのかも。子どもの純粋な気持ちに何度も救われて親と子は支え合って生きる。

2020/12/29

[さわこ]

関川くんとのりぴー目線の話。鮎川くんと杏の進路。数年前のパパ。中学生は、選択肢がまだまだたくさんあってうらやましい。好きな人がいるから、っていう理由だけじゃなくて、将来の自分のことを考えて、いい進路を選んでほしいなあ。関川くんはやっぱりかっこいいと思う。★★★★☆

2016/11/15