ＫＣ Ｋｉｓｓ 回転銀河 〈６〉

海野つなみ

講談社（2009/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 184p／高さ 18cm
• 商品コード 9784063407556
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[パンジャビ]

天野兄と和倉ちゃんの話が沢山！和倉ちゃん好きとしては嬉しい1冊だった。でも途中に、兄の恋人のえりなの話も入ってて、視点が変われば話も変わるということで、そっか、えりなサイドはこんな感じなのか、と妙に納得しながら読んだ。それがオムニバスのよさかもなぁ。天野兄は、アレですね、最強のツンデレですね！色々プライドとかガチガチにあって、考えて、でもそれに疲れ果てた時にフと本音が見えた（認めた）というのが読んでて面白かった。しかし弟と彬子さんが幸せそうでよかった。一応、続く、なんだービックリ。主要メンバーは卒業だけど

2014/10/18

[ヨダ]

帰省読書。最終巻じゃないのかー今更だけど。天野兄と和倉ちゃんの関係は甘くも痛々しくもないけれど、不思議に唯一無二の関係のような温い感じが面白い。他にない。

2015/07/22

[あれぐり]

やっぱりこの作品すごいなあ。「後宮」より良さが出てると思うわ！和倉って私が目指したい人物だよ！気になる人に成績でも容姿でも何かコンプレックスを持っちゃうと、つい卑屈になったり、あえて強く出ようとしたり、不自然な対応になっちゃうものだったのに、彼女のしなやかな対応に倍も年を食った私が憧れる！

2009/08/24

[ゆり]

和倉さんと双子兄がメインの一巻。和倉さんと彬子さんは、方向は違えどもそれぞれ最高に素敵な女性だと思いました。ああ、敵わないなあ。ふたりがなんとか収まるべきところに収まって良かったです。江梨菜ちゃんも予想外に過去に影があって、切ない。そして卒業。できれば他の人達の卒業関連のエピソードをもっと読みたかったな。きれいな形で終わっている気がするけれど、いつか続きが出るならぜひとも読みたいです。ここまで読んで、もう一度シリーズを最初から読み返したくなりました。すごく好きな少女漫画でした。

2012/08/28

[みのにゃー]

『逃げ恥』でブレイクする以前に描かれた連作短編集も双子兄と和倉ちゃんの話でおしまい。寄り添うではなく、お互い自立して立っている二人が良き。整理された線で描かれ、単純な恋愛物でないのがいい。

2023/12/29