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チャップリンの影―日本人秘書 高野虎市

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784063397598
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

世界の映画王・チャップリンの秘書は、なんと高野(こうの)虎一という日本人だった。激動の時代を生き抜いた高野の数奇な人生を追った大型ノンフィクション。

内容説明

「コーノはすべてだ」チャップリンに18年仕えた日本人・高野虎市のことを、喜劇王はそう言って、全幅の信頼を置いた。そのチャップリンが事実上の国外追放を経て、アカデミー賞特別賞を受賞するために、20年ぶりにアメリカの地を踏んだときのこと。黒柳徹子が「私は日本から来ました」と言うと、チャップリンは「ジャパン」という言葉を聞いただけで泣き出してしまった。その涙の本当の理由とは。―チャップリン研究の第一人者である著者による“日本人秘書の秘史”。

目次

第1章 放蕩息子広島からアメリカへ
第2章 チャップリンとの出会い
第3章 チャップリンと日本
第4章 世界旅行そして5・15事件
第5章 別離
第6章 スパイ事件
第7章 戦後広島への帰郷

著者等紹介

大野裕之[オオノヒロユキ]
日本チャップリン協会会長。脚本家・演出家。1974年大阪生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程所定単位取得。専攻は、映画・演劇・英米文化史。チャップリン映画祭や日本版DVD、英米のチャップリン関連映画を監修するなど、チャップリン研究家として国際的に活動。チャップリンの秘蔵NGフィルムを見た世界で3人のうちの1人でもある。米国チャップリン・レヴュー誌アジア・太平洋代表。大阪成蹊大学講師。劇団とっても便利代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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