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出版社内容情報
【内容紹介】
知性を失わぬまま“獣”へと変身する新しいビーストの急増に、不動博士はジュンを「最終兵器」として戦いを挑む!
ごく普通のサラリーマンの娘が、そしてストリートキッズたちが、ビーストに変身していく。人間に戻れるかもしれない彼らを殺すのを躊躇するレディーをよそに、まるで楽しむかのように殺戮を繰り返すデビルマンノワール。それは、かつてレディーが抹殺したビースト・黒崎あおいの生まれ変わった姿だった。激増するビーストに、ジュンの父・不動博士は、ジュンをH・A日本支部の総司令官とし、ビースト撲滅を急務とすることを決定。その裏には、「日本に魔王が現れる」という、世界中の予言者たちの言葉があった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいとや
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ビースト化して人間性を失っても、そこに関係性からの情愛を捨てられない父親のエピソードが哀しい。こうした「崩壊する日常」の挿入は後々の展開に効いてくるんだよね。HAは組織論がドンドンヤバくなり、不動親父がトップになる事で更にヤバさ倍増し。遺伝子操作で人為的にデビルマンを作る、というどう考えても悪の組織のやり口が典型的な「動機が手法を正当化する」それなんだものなぁ。何気に『ザ・バード』もクロスオーバーに参加。地味な作品だが、こう云うメジャーじゃない作品からの登場は面白いかな。色がつき過ぎていない感じ。2020/11/14