出版社内容情報
【内容紹介】
今から600年ほど前、1人の純粋な僧が生まれた。権力に抗し、名ばかりの高僧をあざわらい、民衆の中に飛びこんで豪放に生きた、一休宗純の生涯。第1巻は、悩んで成長していく少年期の一休。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
2
文庫より単行本の方が字も大きくて読みやすく、しかも巻末におまけページがあってお得。一巻は誕生から謙翁宗為和尚(第二の師)の死までを描いた。出世魚のごとく名前が変わるのでコレを覚えていると一休マニアとしてどやれます。。。千菊丸→周建→宗純→一休宗純2015/11/19
龍國竣/リュウゴク
1
作者の遺作。一休の生涯を描き切った大作。一休と養叟、世阿弥と音阿弥といった相対する二人の対話を通して各々の信念が描き出されていく。その奥に通底しているものは「生きたい」「生きている」という思い。応仁の乱や一揆、災害による死を通じて生を描く。2013/12/29
間
0
これをアシスタント無しで連載していたのか。信じられないし、かといってアシスタントがいたらそれはそのすべてが一体となった躍動感も信じられないだろうし。アニメで鍛えたすさまじい画力に支えられた作品。2023/06/25