出版社内容情報
読み始めたらどうしてもやめられない、不思議感覚の新型サイコスリラー!
世界16カ国での翻訳刊行が決定済み(2007年3月現在)の超話題作。
推薦・香山リカさん。
【著者紹介】(Sebastian Fitzek)
1971年東西冷戦下のベルリンに生まれる(推測では「西」生まれ)。17歳でベルリンの壁崩壊をむかえ、大学では法律を学ぶ。その後テレビ・ラジオ局ディレクター、放送作家として頭角を現す。本書が単行本小説デビュー作。出版代理人は、元ミヒャエル・エンデの担当編集者ロマン・ホッケ。子どもの頃好きだった作家は、ジョン・グリシャムやマイケル・クライトン、ケン・フォレットなど。その後ジェフリー・ディーヴァー、最近はデニス・レヘインやハーラン・コーベンがお気に入りという、屈託なくアメリカナイズされた感の強い、ドイツ作家新人類。好きなことは「嘘をつくこと」。
【訳者紹介】(あかね・ようこ)
1958年生まれ。早稲田大学大学院修士課程(独文学)卒。主な訳書に、デーゲン『フロイト先生のウソ』、マクレラン『ケネディを殺した副大統領』、マタハン『ヒトラーの秘密の生活』(共に文藝春秋)など。
内容説明
目撃者も、手がかりも、そして死体もない。著名な精神科医ヴィクトルの愛娘ヨゼフィーネ(ヨーズィ)が、目の前から姿を消した。死に物狂いで捜索するヴィクトル、しかし娘の行方はようとして知れなかった。4年後、小さな島の別荘に引きこもっていた彼のもとへ、アンナと名乗る謎の女性が訪ねてくる。自らを統合失調症だと言い、治療を求めて妄想を語り始めるアンナ。それは、娘によく似た少女が、親の前から姿を隠す物語だった。話の誘惑に抗し難く、吹き荒れる嵐の中で奇妙な“治療”を開始するヴィクトル、すると失踪の思いもよらぬ真実が…2006年ドイツで発売なるや、たちまち大ベストセラーとなった、スピード感あふれるネオ・サイコスリラー登場。
著者等紹介
フィツェック,セバスチャン[フィツェック,セバスチャン][Fitzek,Sebastian]
1971年生まれ、ベルリン在住。テレビ・ラジオ局でディレクター、放送作家として早くから活躍する。『治療島』は著者にとって処女作であり、発売直後の2006年7月にドイツ・アマゾンで週間売り上げ一位となるなど、驚異的な成功を収める
赤根洋子[アカネヨウコ]
1958年生まれ。早稲田大学大学院修士課程(独文学)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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