出版社内容情報
プリキュアシリーズ7代目、キャラクター人気の高かった「スマイルプリキュア!」の小説化。24歳になってプリキュアに変身?原作アニメの「その後」を描く。みゆきは書店員に、あかねは家業を継ぎ、やよいは漫画家デビュー、なおはサッカーチームのコーチに、れいかは中学校の教員に、それぞれ成長して日々を過ごしている。やがて壁にぶつかる5人だが、「この世界はなにかおかしい」ことに気づく。大切な友達の存在を忘れてしまうこの「絶望の世界」は本当に現実? 未来と笑顔を取り戻すためには、大人のままプリキュアに変身するしかない?
第一章 星空みゆき 第二章 日野あかね 第三章 黄瀬やよい 第四章 緑川なお 第五章 青木れいか 最終章 最高のスマイル
小林 雄次[コバヤシ ユウジ]
東堂 いづみ[トウドウ イヅミ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
51
2023年最後の読了本。本編最終回から10年。スマプリメンバー達は苦難の心境を迎えていた。鎧武やドライブの小説版でも思ったけど、やはりニチアサは子供向けや販促、それとシャケで楔打たないと何処までも暗黒に走れるのか・・・?親しい友人だから見せられない鬱屈に隠れたメタ構成。いきなりのみゆきの10年後きついし、なおは凄い刺さる・・・。だからこそ読んでくうちに読者や作中のみゆき達ともども本編の出来事思い出して、希望を取り戻せるのが素敵。読み終えた今でもひとに勧めやすいプリキュアと聞かれたらスマプリ出すし。2023/12/31
丹羽宗太郎
13
えっ小説あったんか~いΣ(゜Д゜)
アキナ
8
24歳になった5人の物語。各章1人ずつで、みんな自分の夢を叶えて大人になっていると思ったけど、最初のみゆきの章が可哀想でいきなりしんどい。あかねとやよいは成功組、なおは自分から家族に縛られていた。れいかもアニメを引きずってか割りと可哀想。最後の章が無理矢理感があったけど、プリキュアたちが大人になった姿という点では楽しかった。2021/06/05
いっしー
7
よかった……非処女のあかねちゃんはいなかったんや……。小さな女の子だけでなく大きなお友達にも大好評だったスマプリの面々が成長した姿を見られる外伝小説。24歳となった5人が互いの記憶を失っているくだりとか「おいおいペニーワイズでも出てくるのかよ」と思いましたが、そういやこの作品のラスボスもピエロでしたね。スマプリにおける絶望描写って、理論だけで実践が無いなぁと放映当時から思っていたんですが、アニメのエピソードを上手く料理して5人の絶望イメージを表現していたのは良かったと思います。2016/10/22
METHIE
6
6章形式でカンの良い方は気づくと思うが一種のメタ構造形式。 矢鱈とブライアンとの惚気話になっている日野あかねの第二章。 それにしても24歳プリキュアは挿絵で見たかった。2016/11/03
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