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出版社内容情報
『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作です。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
42
サテュラとラブコメしてたなあ..。別れがめちゃくちゃ悲しい。まあその村で一生を過ごすとなると物語にもならないし、二人でどこかへ逃避行、となってもここまで有名にはならなかっただろう。だからまあ...仕方ない、仕方ないのだけれど、サテュラと村の人々好きでした。テレマコスに渡すだなんてとんでもない。でも、嫁ぐときに見せたサテュラの表情、嬉しそうだった。いや、嬉しいというかなんだろう、感謝、かな。また村の人々の場面が描かれるといいな。そしてバルシネの旅。島で最後に見せた研究所の男に狂気を感じた。怖い。次巻も期待。2012/09/04
財布にジャック
39
3巻を読んでから4ヶ月も間があいてしまいました。正直なところ、3巻まで感想を書かなかったのは、このあたりの歴史や世界感に疎く、なんて感想を書いていいのかさっぱり解らなかったからです。しかし、この巻はエウメネスが大活躍する巻で、ついに物語が動き出しました。どうやらこれから壮大なストーリー展開が待っているようなので、先を読むのがとっても楽しみになりました。2011/04/29
exsoy
37
再読。悪役を買って出たエウメネスへの、村人みんなの「分かってるよ」と言いたげな寂しそうな顔が…辛い。2016/07/02
Die-Go
35
エウメネスはボアの村に迫り来る脅威を討ち果たすために策略を巡らせる。サテュラとの逢瀬を重ねつつ、絶望的な戦いに挑むが、そこは張り巡らされた彼の知恵によって、村は救われる。しかし、本当に村を救うためには、彼は出ていかざるを得なかった。そして、時代は当初へと戻っていく。★★★★☆2022/04/11
いおむ
33
戦いの知略も十分面白かったが、ドラマ性のストーリーが巧みで良かった。いろいろな言葉を飲み込んだサテュラにかわって横から「バカッ」と叫んだ妹っ娘が印象的。2016/02/24