アフタヌーンＫＣ ＢＬＡＭＥ！ 〈４〉

弐瓶勉

講談社（2000/03発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784063142358
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とんかつラバー]

内臓のない体と言っているが、内臓あったのか（有機/無機の差？）表情をあまり表さない霧亥だがシボを確認した時の表情には優しさのようなものを感じる。東亜重工の管理機構はAI。当時はSFの設定としてさらりと流していたが、AIが身近になったのにテクノロジー進んでない今の世界はどんな道を進むのか。また珪素生物登場。メイヴのイカれたデザイン最高。全然かわいくない妖精さんもいい。メンサーブやセウのデザインはシドニアに通じる。

2025/01/17

[ひまりこ]

全くわけがわからないのに面白くてやめられない。なんなんでしょうこれ。好奇心が募って募って連れてかれるのに、多分最後まですっきりわかることはないだろーなーということも分かっているのに（だってこれが描き手が仕組んだ罠）。世界観も造形もたまりません。堪能〜〜

2018/08/08

[からすとうさぎ]

腹黒かと思ったら電基漁師や妖精さんたちのことを意外とちゃんと心配してるシボ主任かわいい。珪素生物とか東亜重工とかセーフガードとか対立の構図が見えてきたけど、この暫定的な構図ががどこでどうひっくり返るか分からなくて倫理も利害も相対化された世界に冷や冷やする。かといってシニカルなわけでもなく、その時々で目の前にいる人物についつい思い入れてしまう描き方がされているので心臓に悪い。

2014/05/04

[misui]

前巻あたりから急激にバトルものの色が濃くなり、この巻では明確に勢力争いの構図が完成する。禁圧解除、シボの七変化、珪素生物の介入など、絵的にインパクトのある見せ方が増えてきた。

2010/08/09

[trss]

凄まじい，世界観で他を圧倒してる

2008/11/27