講談社のお料理book<br> 江戸おかず 12ヵ月のレシピ―季節を味わい体が喜ぶ

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講談社のお料理book
江戸おかず 12ヵ月のレシピ―季節を味わい体が喜ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062996150
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C5077

出版社内容情報

和食が「無形文化遺産」になった今こそ知りたい、簡単でヘルシー 江戸時代の日本人が食べていた味わい深い「日本料理」の作り方

冷蔵庫がない → 旬の素材と保存食
燃料費が高い → 調理に時間をかけない
油を使わない → 切る、焼く、煮るのシンプルヘルシー調理法
肉がない → 魚介と野菜中心
と、江戸時代の料理には時短、健康、経済的な知恵が満載。しかも、そこらのワイドショーでやっている時短手抜き料理とは一線を画す「季節を感じ、素朴な日本古来の調味料で素材の味を楽しむ」心の豊かさも付いてくるということで、良いことずくめ。
ミスユニバースの公式栄養コンサルタント、エリカ・アンギャル氏も「伝統的な和食こそ理想のダイエット食である」と言っていますし、「和食」が無形文化遺産にも選ばれ世界から注目が集まっているうえ、地震や災害などで燃料が使えない時に料理を作る知恵も身に付き、「今」という時代にむしろ「江戸料理」は一家に一冊必要な料理書とすら言えるのかも。

はじめに
江戸おかずとは? なぜ今江戸おかず? 

目次 

睦月のおかず ●名取り雑煮、江戸時代のおせち、赤貝と分葱の酢和え 他
如月のおかず ●渡り蟹鍋煮 芹の浸し物、ふろふき大根、きんぴら 他
弥生のおかず ●豆腐田楽、菜飯、深川飯、鯛のとろろ汁、春の雪 他
卯月のおかず ●筍飯、筍のつけ焼き、筍の姫皮梅和え ひじき白和え 他
皐月のおかず ●鯵のたたき、豆腐粥、烏賊かぴたん和え、焼き天豆 他
水無月のおかず●鰹山かけ、瓜の味噌漬け、谷中生姜の甘酢漬け 他
文月のおかず ●百味加薬漬、鰻饅頭、枝豆の味噌煮、削り蒲鉾 他
葉月のおかず ●玉子貝焼き、鮑腸和え、鮎田楽、梅が香 他
長月のおかず ●蛸酢、駿河煮、桜煎り、煮ころばし、蕪蒸し 他
神無月のおかず●舞茸と三つ葉の胡麻和え、蝋焼き海老、なんきん粥 他
霜月のおかず ●牡蠣の松前焼き、牡蠣の胡椒煮、牡蠣飯 他
師走のおかず ●鴨鍋、納豆汁、菊花蕪の甘酢漬け 他
料理名索引
材料索引
終わりに

【著者紹介】
時代小説家。江戸文化、特に江戸料理と浮世絵に造詣が深い。国際浮世絵学会・日本ペンクラブ会員。著作に『蔦重の教え』(飛鳥新社)、『“さ・し・す・せ・そ”で作る<江戸風>小鉢&おつまみレシピ』(PHP研究所)、監修に『体験!子ども寄席』(偕成社)全5巻がある。ビジネス情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」にて、「旬を楽しみ、身体が喜ぶ江戸料理」
を隔週連載中。
http://kurumaukiyo.com

内容説明

健康、時短、経済的な知恵が満載、江戸時代のお料理70品。

目次

睦月
如月
弥生
卯月
皐月
水無月
文月
葉月
長月
神無月
霜月
師走

著者等紹介

車浮代[クルマウキヨ]
時代小説家。江戸文化、特に江戸料理と浮世絵に造詣が深い。国際浮世絵学会・日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅわ

42
【図書館】時代小説家さんが江戸時代の料理本を参考に再現した異色のレシピ集。頑なに当時のレシピをそのまま再現するのではなく、必要なところでは電子レンジを使うなど、現代の知恵も使っている柔軟性が良いですね。震災をきっかけに、旬の食材を使い、調理時間をかけすぎず、油を使わないヘルシーな江戸の料理の良さを見直されたとのこと。和食というと、どうしても京料理の懐石!?みたいなものを思い浮かべてしまいますが、江戸っ子の知恵が詰まった料理にスポットが当たるのは嬉しいです♪ 眺めているだけでも楽しいお勧めの一冊。2014/10/26

mahitarou

17
卵ふわふわ作ってみたい!江戸時代には行けないけれど、想像しながら読んですごく楽しかった!2014/12/03

バニラ風味

16
江戸おかずは、実に由緒正しい「庶民の和食」なのです。と筆者は書いています。いやいや、庶民の和食であっても、季節感あふれるレシピは、とても豪華で、贅沢に見えます~。カラー写真もまた、美味しそうに撮れていること。レシピの工程自体は、そんなに難しいものではないんだけれどね。ちなみに、九月(長月)は、「阿蘭陀膾」「蕪蒸し」「茶筅茄子」など。作ってみたいとは思うけれど、誰かに作ってもらって、食べたいわ…と思ってしまいました。2022/09/24

kiho

16
季節ごとに、豪盛というより慎ましやかな江戸の長屋が思い浮かぶような料理集⭐よく調べられたなぁとも思うし、カラーの写真がありがたい♪卵ふわふわ…とか名前にも惹かれる。2016/04/08

16
卵ふわふわのレシピが見たくて読む。空豆の丸ごと焼いたのとか、豆腐田楽とか普通に作れそうなので、今度やってみたい。江戸時代に東京湾で牡蠣が養殖されていたという話にはほえーとなった。生牡蠣が食されるようになったのは、明治に入ってからとのこと。…うん、至上の味だけど、命に関わるからね、牡蠣。生牡蠣食べるたびに軽く当たってるんですけれど、それは私が一度に30個とか食べるせいだと決めつけて、これからも牡蠣を食べて生きていきたい。生牡蠣は飲み物です。2014/11/24

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