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講談社ノベルス
誰も僕を裁けない

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990691
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

「援交探偵」上木らいちがメイドとして雇われたお屋敷で殺人が。犯人は誰? 事件の真相は? メフィスト賞作家による驚愕ミステリ

最強の「援交探偵」が
異形の館での連続殺人に挑む!

――必ず驚かされる。
史上初(?)の「社会派エロミス」誕生!!

第50回メフィスト賞受賞作『○○○○○○○○殺人事件』の著者、会心作!

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。東京都にある異形の館には、社長夫妻と子供らがいたが、連続殺人が発生! 
一方、埼玉県に住む高三の戸田公平は、資産家令嬢・埼と出会い、互いに惹かれていく。
そして埼の家に深夜招かれた戸田は、ある理由から逮捕されてしまう。
法とは? 正義とは? 驚愕の真相まで一気読み!
「奇才」の新作は、エロミスと社会派を融合させた前代未聞の渾身作!!

【著者紹介】
早坂 吝(はやさか・やぶさか)
1988年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学推理小説研究会出身。2014年に『○○○○○○○○殺人事件』で第50回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作で「ミステリが読みたい! 2015年版」(早川書房)新人賞を受賞。他の著書に『虹の歯ブラシ 上木らいち発散』『RPGスクール』がある。

内容説明

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。東京都にある異形の館には、社長夫妻と子供らがいたが、連続殺人が発生!一方、埼玉県に住む高三の戸田公平は、資産家令嬢・埼と出会い、互いに惹かれていく。そして埼の家に深夜招かれた戸田は、ある理由から逮捕されてしまう。法とは?正義とは?驚愕の真相まで一気読み!「奇才」の新作は、エロミスと社会派を融合させた前代未聞の渾身作!!

著者等紹介

早坂吝[ハヤサカヤブサカ]
1988年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学推理小説研究会出身。2014年に『○○○○○○○○殺人事件』で第50回メフィスト賞を受賞し、デビュー。同作で「ミステリが読みたい!2015年版」(早川書房)新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

365
メフィスト賞受賞のデビュー作でそれほどハマれず、新作出てからも追っていなかったが、コレは面白かった。犯人あての面ではそこまで驚きはなかったが、色々な趣向が凝らされており、確かに社会派な一面もある。過去の本格と社会派の融合を狙った作品群は、シリアスになりすぎて本格なトリックが浮いて見えたり、本格に寄りすぎて深みが出せなかったりと、バランスの取り方で苦戦していたが、はなからライトな文体とキャラに組み合わせる事で案外収まりが良い。普通に考えるとあり得ない諸々も含めて引き算の勝利。後はエロをいつまで持続出来るか。2017/04/02

ナイスネイチャ

134
図書館本。結構ちゃんと謎解きしているエロミス。普通にミステリー作品として構成されており、楽しく読めました。エロいですけど~。2017/04/22

ダイ@2019.11.2~一時休止

124
上木らいちその3。エロありの館モノ。犯人の動機やトリックなんかを見るとエロを抜いた本格モノとしてもいいですねぇ。2016/03/20

スパシーバ@日日是決戦

96
C (2016年) 「ある時僕がやったこと。それが法に背く行為だという認識はあるにもかかわらず、僕は自分が間違ったことをしたとこれっぽっちも思っていないのだ。間違ったことをしていない人間を誰が裁けるだろうか。いや、誰も僕を裁けない」。「〇る館」も結構だが、××の位置で××が決まる、と昔習った記憶があり、ここはスルーしても良いのものなのか、それとも致命的な疵(出版当時の××を照らし合わせてみると明らかに××なので、「社会派」も謳っている以上ここはスルーする訳にはいかない!)と受け取るかは判断しかねる。2016/11/13

aquamarine

88
プロローグでの法廷場面。東京と埼玉の地名を活用した名前。いかにも○りそうな館。連続殺人と並行して語られるもう一つの事件。どこがどう繋がるのか?と考えて読んでいましたが、あれとかあれとかいろいろギュギュッと詰め込んであって、なんかもう参りました、って感じです。処女作とか前作とか絶対受け付けない人もいるシリーズだったはずなのに、その手のことは薄めでむしろ社会派?しっかりと計算されて作られているのが伝わってきて、なんだか「悔しい」です。こんなにしっかりしたミステリだったとは。これで次も手に取ってしまうでしょう。2016/08/17

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