講談社ノベルス
悲亡伝

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  • サイズ 新書判/ページ数 528p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990615
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

新章開幕! 世界なんて信じるな。伝説を阻むのは、いつだって裏切り者。

あらゆる感情を持たないがゆえに、
生き延びることに長けた少年、空々空(そらからくう)。
人類殲滅を企む「地球」と秘密裏に戦う組織、
地球撲滅軍の切り札にして、諸刃の剣だ。
非人道的科学者・左右左危が彼にもたらしたのは、
世界各国の対地球組織から「裏切り者」を特定する任務だった。
空々空は、これまで死線を潜り抜けた九人の仲間と、
二人の新人少女隊員と共に、世界各地へ散る――、
悲しみを知らない十四歳の英雄が紡ぐ伝説、
新たなる展開へ!

【著者紹介】
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルス)にて第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー。デビュー作に始まる戯言シリーズは、西尾維新を代表するシリーズとなる。その後も精力的に執筆を続け、人間シリーズ、世界シリーズ、〈物語〉シリーズ、『刀語』などその作品の幅は広い。名実ともにゼロ年代を代表する作家であり、その執筆意欲はとどまるところを知らない。近著に『掟上今日子の挑戦状』がある。

内容説明

あらゆる感情を持たないがゆえに、生き延びることに長けた少年、空々空。人類殲滅を企む「地球」と秘密裏に戦う地球撲滅軍の切り札にして、諸刃の剣だ。非人道的科学者・左右左危が彼にもたらしたのは、世界各国の対地球組織から「裏切り者」を特定する任務だった。空々空は、これまで死線を潜り抜けた九人の仲間と、二人の新人少女隊員と共に、世界各地へ散る―、悲しみを知らない十四歳の英雄が紡ぐ伝説、新たなる展開へ!

著者等紹介

西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

119
伝説シリーズを本巻まで(全7巻)読み続けています。四国編が終了し、次は日本のどこに展開するのかと思っていたら、全世界でした。とりあえず惰性で7巻まで来ましたが、後3巻(冊)で終了するのか、甚だ疑問です。また次巻では遂に宇宙まで展開しそうな気配です。本当に全10巻で完結するのでしょうか?乗りかかった船ですので、とりあえず最期まで付き合いたいと思います。2015/12/24

ひめありす@灯れ松明の火

93
あの日、空から悲鳴が聞こえて伝説がはじまった。痛みしかない世界で、少年が英雄となった。四国では惨酷な戦いがあった。愛しさも高みも香りも徳もなく、ただの戦わされた魔法少女達の報われない戦いがあった。書くも業なら、読むも業。もう私達は西尾維新に毒されて、命綱を握られている。録るべくもない、小さな感情の漣に気づける位に。そして地球滅亡のカウントダウンが始まった。からっぽの英雄は地球から人類を衛れるのか。舞台はついに地球を飛び出して宇宙へ。地球のそして地球陣の真意とは。そしてこの伝説はちゃんと終わる事が出来るのか2016/04/17

さばかん

63
空々空率いる空挺部隊、世界各地へ内偵調査!    個性的すぎるメンバーをそれぞれツーマンセルでどこに派遣するかで四苦八苦。     派遣先でも四苦八苦。      それぞれのキャラクターがそれぞれの特性を活かして大活躍!      ページ数を感じさせないくらい夢中で読み込める。      面白かった。2018/04/08

END

57
どうせ今回も一冊じゃ完結しないんでしょー!と、思って読み始めたのだが、きちんと一冊で終わっていた。本の厚さと内容の厚さは比例しないのはシリーズで一番。結局内定調査の内容そのものは描かれなかったというか、してなかったというのか。いよいよ地球との戦いの為の助走といった感じだった。伏線をいっぱい張り巡らしているけれど、全部回収されるのかちょっと不安。空々は今回目立った活躍なし。「I love ◯◯」シリーズのTシャツのが目立ってた。地濃のウザさは相変わらずで楽しかった。2016/03/01

Yobata

42
世界最大の対地球組織だったロシアの「道徳啓蒙局」が何者かに壊滅させられる。地球側につく「裏切り者」の犯行だと仮定し、四国ゲームを脱出し新たに空挺部隊の隊長となった空々空達は各国の対地球組織の内偵を始める…。世界編。対地球に関しての世界情勢や実態の詳細回みたいな感じで二度目の悲鳴に対抗する為のプロローグ。話も六ヶ国を空挺部隊がツーマンセルで同時内偵する様子が描かれたのでそれ程進んではいないかな?初っ端からトラブルに巻き込まれるのは空々君らしい展開ではあったけど、そのトラブルも一回きりでかなり大人しめ。→2015/11/24

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