講談社ノベルス
星空を願った狼の―薬屋探偵怪奇譚

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990523
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

大人気「薬屋探偵怪奇譚」第7弾! シリーズに隠されていた謎が、少しずつ明らかに!?

事件は突然訪れる――。
「深山木薬店」の店主・秋が何者かによってさらわれた。
もぬけの殻となった部屋に残されていたのは、不可思議な一枚のメモ。
『鵺は始まり。十六時間が区切り、災厄は一つ。四つ数えるまでに、交換だ』
脅迫文とも思われるこのメッセージが示唆するものとは? 
そしてリベザルは、秋の行方を掴むことができるのか!?

【著者紹介】
1976年12月27日生まれ、A型。
『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。

内容説明

「深山木薬店」から、ひとりの人物が忽然と姿を消した。『鵺は始まり。十六時間が区切り、災厄は一つ。四つ数えるまでに、交換だ』。部屋に残っていた一枚のメモに記されたこの不可解なメッセージから誘拐事件が発覚。人質として拐われたのは―秋だった。脅迫状に書かれたタイムリミットが迫る中、リベザルは“ある秘密”を胸に秋の行方捜しに奔走する。「薬屋探偵怪奇譚」シリーズ第7弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

51
秋と座木がいなくなってリベザルが孤軍奮闘してた時の懸案がやっと解決したってことかな。灯視も歌さんもだいぶ前のことなので経緯も忘れちゃったよ^^;とりあえずリベザルを一人にしておくとロクなことしない…そして秋は記憶をなくしたって破壊力はハンパない。。灯視はネコ科のような気がしてたんだけど、題名が狼だからイヌ科なんだね、きっと☆2015/12/01

眠る山猫屋

40
深山木薬屋シリーズ。人間世界に棲む三人(?)の人間ならざる者。人間とあやかしの狭間で橋渡しをする薬屋。家長である秋が拐われた事から物語は始まる。ひねくれ者ながら卓越した能力を持った秋を拐った者は?リベザルが契約の履行を先延ばししてきた灯視の仕業?同時に起きるアヤカシ殺害事件。自身を責めながら、リベザルが必死になって秋を探す様が切ない。けれど結果、失いかけた友情や信頼を回復しながら、人間界に溶け込む異種たちや人間たちと絆を結び直していく様がいい。後半の灯視と記憶を失った秋との絡みの可愛さったらない。2019/07/08

絳楸蘭

35
リベザル視点だからこそ、いつもより悩み苦しみ、怖がる様子が辛かった。そして、リベザルの感情に引きづられて一緒にグルグルしてしまった(苦笑)『怪奇譚』始まってからのリベザルの心のつっかえが取れて安心したのと、『妖綺談』からのある意味恐怖がそうじゃなくなったことの安堵感がある。これでリベザルもいろんなものから解放されてよかったな。また一歩成長したリベザルを含んだ薬屋3人のこれからが楽しみだ!2015/08/22

32
ドキドキでした。歌さんが、秋が、リベザルが。それと灯視が…、違う結末もありかと思ったけど、やはりでしたね。このシリーズは面白い♪2015/07/23

めりた@かりた

30
読み終わっちゃった・・・あっという間だったなぁ。色々な問題が一区切りついちゃって、秋はいつになく色々優しいし、リベザルはいつもながら全力で頑張ってるし、座木はダダ漏れの口説き文句を垂れ流してるし、灯視さんは・・・だし、歌も・・・で、あとがき読むまでこれでシリーズ終わっちゃうのかと冷や冷やしてましたが、一区切りだけでまだまだ続くようですのでひと安心ε-(・д・`;)フゥ… 次は高遠さんまた出ないかなぁ・・・2015/09/01

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