出版社内容情報
博覧強記の観察者が闇を照らす。驚異の本格<生物>ミステリ。
植物写真家の猫田夏海は、撮影中の不慮の怪我のため、
高知の港町、白崇教と呼ばれる宗教施設に滞在することに。
その教団は、"タイガ"と呼ばれるアルビノの鮫を崇めていた。
ある夜、密室状態の本殿で、現教主が刺殺される事件が起こり、
その翌晩、教主の息子の切断遺体が、海で発見された……!
<観察者>にして生物探偵の鳶山は、猫田とともに捜査を始める。
連続殺人事件の影に潜む、神の秘密と、教団の真の姿とは!?
【著者紹介】
鳥飼否宇(とりかい・ひう)
九州大学理学部卒業。編集者を経て第21回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し『中空』でデビュー。現在は奄美大島に在住。NPO法人奄美野鳥の会の現会長。
観察者<ウォッチャー>の鳶山久志と写真家の猫田夏海を主人公とした観察者シリーズを書き継ぐ一方で、『――的』というタイトルの綾鹿(あやか)市シリーズに代表されるような奇想の炸裂した作品もたびたび上梓している。また、碇卯人名義で、相棒シリーズのノベライズも執筆している。
内容説明
植物写真家の猫田夏海は、撮影中の不慮の怪我のため、高知の港町、白崇教と呼ばれる宗教施設に滞在することに。その教団は、“タイガ”と呼ばれるアルビノの鮫を崇めていた。ある夜、密室状態の本殿で、教主が刺殺される事件が起こり、その翌晩、教主の息子の切断遺体が、海で発見される…!“観察者”にして生物探偵の鳶山は、猫田とともに調査を始めた。連続殺人事件の陰に潜む、神の秘密と、教団の真の姿とは!?博覧強記の観察者が闇を照らす。驚異の本格“生物”ミステリ。
著者等紹介
鳥飼否宇[トリカイヒウ]
1960年福岡県生まれ。九州大学理学部生物学科卒。出版社勤務後、2000年より奄美大島に移住し、自然観察の傍ら執筆に励む。2001年『中空』にて第21回「横溝正史ミステリ大賞」優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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