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講談社ノベルス
五覚堂の殺人―Burning Ship

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990080
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

雪が残る山間に佇む、五角形の建物に潜む狂気! シリーズに隠された伏線は繋がり、黒幕の正体がついに明らかに!?

メフィスト賞受賞シリーズ第三弾!

雪が残る山間に佇む、五角形の建物に潜む狂気!

天才・善知鳥神(うとうかみ)に呼び出された十和田只人(とわだただひと)がたどり着いたのは、『五覚堂』と呼ばれる五角形の建物だった。そこでは、つい先ほどまで、凄惨な殺人事件が起きていたという。それに巻き込まれたのは、『双孔堂』の事件を十和田とともに解決した、警視庁キャリア・宮司司(ぐうじつかさ)の妹、百合子だった。連続殺人事件の謎を解き、十和田は百合子を助け出せるのか。そして、十和田と宮司家、天才数学者たちを繋ぐ、ミッシングリンクとは!?

シリーズに隠された謎が、次々と明らかになる、衝撃の第三弾!

【著者紹介】
某国立大学工学部建築学部卒業。『眼球堂の殺人 ~The Book~』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本作は『双孔堂の殺人 ~Double Torus~』に続く、シリーズ3作目となる。

内容説明

放浪の数学者十和田只人は、超越者善知鳥神に導かれ、雪の残る東北山中の館―“五覚堂”へと足を運んだ。そこで神に見せられた記録媒体には、ごく最近、五覚堂で起きたと思われる、哲学者を父に持つ一族の遺産相談に纏わる、連続密室殺人事件の一部始終が!だが、五覚堂は事件の痕跡が拭い去られている…。消失した事件の解とは!?加速するシリーズ第三弾!!

著者等紹介

周木律[シュウキリツ]
某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人~The Book~』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

58
堂その3。3作目でようやくいい感じになってきたかなという雰囲気。でも最後のメイントリックだけはやりすぎじゃないの。2014/03/07

だんじろー

46
何でもかんでも詰め込みすぎて、完全にとっ散らかってしまった印象。展開にメリハリがなく、薀蓄の挿入も形式的なため、物語に深みが感じられなかった。加えて大仰な館にしては、トリックの何と小粒なこと。悟についての描写も実に分かりやすい(←わざと?)。密室トリックは確かに出尽くしている。それは認める。分かっちゃいるが、それでも本格好き読者は求めてしまうのだ。目からうろこが落ちるような、衝撃的な密室トリックを。・・・もう少し、追っかけてみようか。2014/11/22

ソラ

44
シリーズ3作目。やっぱり、S&Mシリーズを意識してるのかそれらしい雰囲気だなぁと。本家には及ばないけれど、だいぶこなれてきて面白いなと思う。2014/04/27

aquamarine

38
今回のテーマとなるフラクタルの薀蓄は綺麗なだけで読みやすいですが数学としての必然性は薄いですね。トリックは凄く分かり易かったり、想像の範疇を超えて、可能なの?って感じだったり。伏線が分かり易いので犯人も同じく。なんだか勿体ないです。今回はどうしてもリスペクトされている某シリーズのトリックと某シリーズのキャラクターを思い浮かべずにはいられなくなりました。綾辻さんと森さんの凄さをあらためて感じます。シリーズとしての話は進んできているので今後どのように展開していくか作者の成長も期待して続きを待ちたいと思います。2014/08/02

そのぼん

36
王道の謎解きベースのミステリーつて感じでした。やはり数字がキーになってくるのが面白かったかなと思いました。数学(というか数式)はかなり苦手なのですが、じっくり読めばそれなりに楽しめました。理解できてるかといわれれば『うーん?』って感じですが。2014/12/13

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