出版社内容情報
新聞・テレビはもはや政治を語れない!
新聞・テレビが報じない民主党の問題点。ジャーナリズムのあり方を変えるブログ論壇が政権交代を斬る。
内容説明
総選挙分析、八ッ場ダム、記者クラブ開放、亀井徳政令、そして小沢一郎の政治資金問題―。新政権報道で、浅はかな論考しか流せないマスコミに対し、ロジカルでリアルな議論を展開するネットメディア。今後、ジャーナリズムの役割を担うのは、新聞やテレビではなくブログやtwitterだ!まもなく世界は変わる。
目次
第1章 政権交代が起きた深層
第2章 民意は民主党を選んだのか
第3章 記者クラブ開放をめぐる攻防
第4章 マスコミがけっして語らない論点―八ッ場ダム、脱官僚、亀井徳政令
第5章 先鋭化するネット右翼―外国人参政権への抗議デモ
第6章 電子民主主義の未来
終章 「小沢VS.検察」報道にみるマスコミの限界
著者等紹介
佐々木俊尚[ササキトシナオ]
1961年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞社、「月刊アスキー」編集部を経てフリージャーナリストに。IT分野を精力的に取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
konomichi
3
六章、終章が素晴らしい。マスコミがアホで使えん、だけで終わってない。2010/07/08
HANA
2
ネットといっても問題にしているのはほぼブログに限定されている。そのため問題がコップの中の論争に終始しているような印象を受けた。ツイッターに非常に期待しているが、個人的にはあれはあまり広まらないと思う。あれの特長は社会的権威をそのままネットの中に持ち込めるだけなような…2010/04/23
taknom
1
55年体制のままとどまっているマスメディアが時代遅れになって、インターネット言論に置き換えられようとしていると。「信用できないのはマスコミの側で、インターネット言論の方がリアルでロジカル」というのは実感がありますね。2010/03/02
おね様
0
この本の文末に『まもなく世界は変わる』という結びがあるが2年経った今も現状は変わらず。日本の衰退は一挙にくるかもしれない2012/03/28
村上吉文
0
たしかに今読むと古い感じはするが、主張としてはごくまっとう。ここで述べられているマスコミ不信が震災で一気に顕在化し、現在の「何を信じていいのか分からない」という混沌とした状況を生んでいる。その意味で、今でも現状を理解するには有益な本ではないかと思う。2011/10/09
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