講談社タイガ<br> 語り屋カタリの推理講戯

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講談社タイガ
語り屋カタリの推理講戯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062941099
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

正解だ、ご褒美をあげよう。生存確率1%の推理ゲーム 考えることは、生きることだ。「正解だ、ご褒美をあげよう」

生存確率1%の推理ゲーム――
考えることは、生きることだ。

「君に謎の解き方を教えよう」
少女ノゾムが、難病の治療法を見つけるために参加したデスゲーム。
条件はひとつ、謎を解いて生き残ること。
奇妙な青年カタリは、彼女に“Who”“Where”“How”などにまつわる、事件を推理するためのレクチャーを始める……!
広大な半球密室、水に満たされた直方体、ひしめく監視カメラ、燃え上がる死体。
生き残るには、ここで考えるしかない――。

フーダニット・クインテット
ハウダニット・プリンシプル
ワイダニット・カルテット
ウェアダニット・マリオネット
ウェンダニット・レクイエム
ワットダニット・デッドエンド

円居 挽[マドイ バン]
著・文・その他

内容説明

「君に謎の解き方を教えよう」少女ノゾムが、難病の治療法を見つけるために参加したデスゲーム。条件はひとつ、謎を解いて生き残ること。奇妙な青年カタリは、彼女に“Who”“Where”“How”などにまつわる、事件を推理するためのレクチャーを始める…!広大な半球密室、水に満たされた直方体、ひしめく監視カメラ、燃え上がる死体。生き残るには、ここで考えるしかない―。

著者等紹介

円居挽[マドイバン]
1983年、奈良県生まれ。京都大学卒業。京都大学推理小説研究会に所属し、在学中に『丸太町ルヴォワール』(講談社BOX)でデビュー。本格ミステリを多く執筆し、精緻な伏線と大胆な推理合戦、瑞々しい青春描写が高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hnzwd

58
参加型ゲームのようなシチュエーションでのミステリの5W1H講義が楽しい。仮想空間のような舞台での師匠と弟子、という関係性も面白い。縛りのある短編集なのでそれぞれの謎は小粒でしたが、5W1Hの完成と探偵としての独り立ちを感じられるラストは素敵。続編は無さそうな締めですが、それはそれで。2018/04/05

よっち

52
少女ノゾムが難病の治療法を見つけるために参加したデスゲーム。そこで出会った奇妙な青年カタリから「Who」「Where」「How」など、事件を推理するためのレクチャーを受けて成長していく物語。ゲームクリアの条件は謎を解いて生き残ること。そこでクリアを目的としていないかのように見えるカタリの助けを得ながら、広大な半球密室、水に満たされた直方体、ひしめく監視カメラ、燃え上がる死体といった謎に挑んでいく展開は、淡々と綴られながらもおっと思うような仕掛けもあったりで、そんな物語が迎えた結末はなかなか良かったですね。2018/05/05

佐島楓

47
この本を私はラブストーリーだと思って読んだ。おそらく少数派だとは思う。2018/03/10

大阪魂

42
ミステリーの5W1Hをテーマにした6編の連作短編集!5人ずつエリアに招集されて5W1Hの謎が運営から出され、それ解いたらゲームクリアでき5W1H全クリしたらなんでも望みが叶うって推理バトルゲームが舞台!賢く素直やけど難病に冒されてる少女・ノゾミに、推理能力が神な青年・カタリが5W1Hに関する講義しながら謎を解いてくってストーリー!「疑うだけなら誰でもできる、言葉と論理で切り分けてこそ謎にチャレンジできる!」ミステリー読んでもいつも疑うだけで最後にほーっ!て感動してる自分も愚か者(笑)でもそれが楽しいねんー2024/05/16

さばかん

40
さすが京都大学推理小説研究会に所属し在学中にデビューしただけある。 ミステリ好きな著者によるミステリ講戯。   5W1Hを具体例を挙げて懇切丁寧にだが全てを教えることなく思考を促し楽しませる。      これであなたも名探偵!                                                            シャーロック・ノートの続刊が読みたい……です。2018/04/14

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