講談社タイガ<br> 繕い屋―月のチーズとお菓子の家

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講談社タイガ
繕い屋―月のチーズとお菓子の家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062941044
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



矢崎 存美[ヤザキ アリミ]
著・文・その他

内容説明

夢を行き交い「心の傷」を美味しい食事にかえて癒やしてくれる不思議な料理人・平峰花。リストラを宣告されたサラリーマンがうなされる「月」に追いかけられる夢も、家族を失った孤独な女性が毎夜見る吹雪の中で立ち尽くす悪夢も、花の手によって月のチーズやキノコのステーキにみるみるかわっていく。消えない過去は食べて「消化」することで救われる。心温まる連作短編集。

著者等紹介

矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

174
人の悪夢の中に入り込み、心の傷の元になっているものを美味しく料理して食べさせることで心の傷を癒す能力を持つ平峰花(針も糸も使わないけど、心の傷を繕うから繕い屋)。彼女と心に傷を負った人たちの短編集。月を食べるって…夢の中では何でもできるんだな。しかも美味しそう。ファンタジーな設定とは裏腹にそれぞれの心の傷はなかなかダークなものだった。ラストは花自身、大丈夫なの?って展開で続きが気になります。ぶたぶたのほっこりイメージとはまた違った矢崎さんを楽しめました。2021/01/21

みかん🍊

105
矢崎さんとこの装丁からイメージしていたのと違った、悪夢の中へ入って心の傷を繕うというファンタジーなのだが、相次いで両親を失い孤独な女性、母親の嘘によって父親を恨み傷つけてしまった女性、失敗を恐れ逃げてきた男性、逃げずに頑張るという呪縛に捕らわれた女性、DVの男性と5編とも結構重い事情を抱えている、そして繕い屋の花自身も深い事情を抱えてそうでこの先それも明かされていくのか、ダークなファンタジーだった、花に傷を繕って貰った人々がこの先幸せに暮らせる事を願う。2020/03/16

ダイ@2019.11.2~一時休止

105
連作短編集。表紙からぶたぶたさんみたいなほっこり系をイメージしていましたが、悪夢に関するSFみたいなホラー?2018/01/26

野のこ

68
読友さんのレビューにて♪悪夢を見てしまう主人公たち。花ちゃんが夢の中に入っていって心の傷を食べさせるという不思議な物語。さらっと読めるけど彼ら彼女らの傷が深くて重かったし、その味が美味しいってちょっと怖かった。あかりが灯るラストもあれば、もやもやが残るお話もありました。彼ら彼女たちがもうこれ以上傷つきませんように。花ちゃん、猫のオリオンのは謎が多いので続きそうです。装丁が素敵。これからは月を見たらチーズフォンデュを思い出しそうです。2018/10/19

hirune

67
題名と表紙絵からお裁縫系の不思議でほんわかファンタジーなお話を想像したんですが、だいぶ違ってました😅特殊な力を持つ若い女性が結構深刻な心の傷を抱え悪夢を見る人たちの夢の中に入り込んで心の治療をするお話し。ファンタジーよりもっと切実で切羽詰まった感じ。最後のお話ではちょっとホラー入ってるし😱組織の正体とか体にヒビが入る心の病いの謎とか次の巻で明らかになるかしら?2021/05/01

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