講談社文庫<br> 蜃気楼の犬

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講談社文庫
蜃気楼の犬

  • 呉 勝浩【著】
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  • 講談社(2018/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062939157
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ルーキー刑事と難事件の捜査に取り組む中で、ベテランの番場は自らの正義を見失っていく。新乱歩賞作家が描く新世代の連作警察小説。正義など、どうでもいい。
俺はただ、可愛い嫁から幸せを奪う可能性を、迷わず排除するだけだ。明日も明後日も。

県警本部捜査一課の番場は、二回りも年の離れた身重の妻コヨリを愛し、日々捜査を続けるベテラン刑事。周囲の人間は賞賛と若干の揶揄を込めて彼のことを呼ぶ――現場の番場。
ルーキー刑事の船越とともに難事件の捜査に取り組む中で、番場は自らの「正義」を見失っていく――。

江戸川乱歩賞作家が描く、新世代の連作警察小説。

「月に吠える兎」
「真夜中の放物線」
「沈黙の終着駅」
「かくれんぼ」
「蜃気楼の犬」


呉 勝浩[ゴ カツヒロ]
著・文・その他

内容説明

県警本部捜査一課の番場は、二回りも年の離れた身重の妻コヨリを愛し、日々捜査を続けるベテラン刑事。周囲の人間は賞賛と揶揄を込めて彼のことを呼ぶ―現場の番場。ルーキー刑事の船越とともに難事件に取り組む中で、番場は自らの「正義」を見失っていく。江戸川乱歩賞作家が描く、新世代の警察小説。

著者等紹介

呉勝浩[ゴカツヒロ]
1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年『道徳の時間』(講談社)で第61回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2018年『白い衝動』(講談社)で第20回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

93
刑事もので読む本が見つからなかったので手にとってみました。また異なる感じの刑事ですが現場第一主義のようです。連作短編のほかにおまけのような作品が収められています。この本の題名になっている作品が連作最後の話ですが、前の作品がどこが出繋がっているような感じになっています。また男ばかりだと味気ないということから主人公の刑事に二まわり年下の奥さんを登場させていますが、ファンの方には申し訳ないのですが余分な感じがしました。2019/06/02

タイ子

83
一風変わった刑事が登場。正義なんかどうでもいい、ただ愛する妻が平和な生活をするために危険な容疑者を早急に逮捕するだけ。なんだこの人?!って思いながら読んでいくうち、この刑事の勘の鋭さと、ダテに刑事やってないなと思わせる解決の仕方に脱帽。相棒が正義一筋の新米君だから面白い。連作短編集ながら最終章で起こる事件に前章の登場人物たちを上手く配置させる辺りすごいなと思わせる。ただ、二回り年の差の妊娠中の妻がどうにもアブなくて大丈夫か?と思ううち終わったので気になって仕方ない。シリーズ化するのか?面白いので是非!2020/07/24

H!deking

79
いやー面白い。今回は連作短編集と思わせつつラストで繋がるパターンですね。ストーリーやトリックは真新しさは無いものの会話のテンポ感や言葉のチョイスが相変わらずナイスですね。2023/12/11

巨峰

58
連作短編集。主役の刑事だけでなく、ほかの捜査員の人柄や能力もしっかりと描かれている。続きがあってもいいように思います。刑事小説であり、推理的な相応の謎もある。(単行本で読んだので、プラスアルファの短編は読んでいない)2021/02/26

ちゃとら

38
【友本】呉勝浩氏2作目。話題作の『爆弾』は少し苦手な作品だった為、友が貸してくれた本の中になかったらおそらく読むことは無かった作品がすごく面白かった。現場の番場と呼ばれる中年刑事の人柄も、惨殺死体のトリックも、安定感のある濃いめの味のある作品だった。友に感謝🙏2025/03/21

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