講談社文庫<br> 狂い壁 狂い窓

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講談社文庫
狂い壁 狂い窓

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062938549
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

有栖川有栖氏、喜国雅彦氏が最も怖いミステリと推奨!狂気三部作の一角を成す名著にして、竹本健治裏の代表作とも謂われる大傑作!東京・大田区の高台に樹影荘と名づけられた古びた洋館があった。かつて産婦人科病院として建てられたもので、かたわらには鬱蒼とした樫の大木が生えていた。ここには六組の入居者が住んでいた。この樹景荘で怪事件があいつぐ。トイレの血文字、廊下の血痕、中庭の白骨…血塗られた洋館と住人たちの過去が、今あばかれる。

序章
一部
二部
三部
四部
五部
終章
あとがき


竹本 健治[タケモト ケンジ]
著・文・その他

内容説明

昭和初期産婦人科病院だった古びた洋館アパート「樹影荘」。壁から無数に湧いてくる虫。部屋を覗く蝋面、投げ入れられたマネキンの首、埋められた屍体。やがてどこからともなく床を踏むかすかな軋みが!相次ぐ怪事件、住人六組に迫りくる恐怖。建物全体に蠢く妖気と充満する狂気。史上最も怖いミステリの傑作。

著者等紹介

竹本健治[タケモトケンジ]
1954年兵庫県相生市生まれ。東洋大学文学部哲学科在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を伝説の探偵小説誌「幻影城」に連載、’78年に幻影城より刊行されるや否や、「アンチミステリの傑作」とミステリファンから絶賛される。以来、ミステリ、SF、ホラーと幅広いジャンルの作品を発表する。天才囲碁棋士・牧場智久が活躍するシリーズは、’80~’81年刊行のゲーム3部作を皮切りに、『このミステリーがすごい!2017年版国内編』第1位に選ばれた『涙香迷宮』まで続く代表作となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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森オサム

64
著者〈狂気三部作〉の三作目(前二冊は未読)。あらすじを読んで無かったので、ホラーなのかミステリーなのか終盤まで全然分かりませんでした。いずれにしても、不気味な描写と狂気に飲み込まれた登場人物達が気持ち悪くって仕方が無かった。それから、誰が話をしているのか分かり辛い、そもそも読めない漢字がめちゃくちゃ多い。読者に親切とは思えない作品だったが、作家性がグイグイ主張されてる所が才能なのでしょうね。そこまでグロく無かったので耐えられたかな?、意外と面白く先が気になって一気に読み終えた。雰囲気を読む作品、凄く濃い。2018/09/25

momi

52
〈狂気三部作〉ここ「樹影荘」は築五十数年、もとは産婦人科病院だった洋館アパート!!樹影荘で次々と起こる奇妙な出来事…ここで何かが起こっている…住人に迫りくる恐怖!!最初の序章のところは読みづらかった。一言で言うと…この小説怖〜い。登場人物全員、不気味で気持ち悪い!挙げ句の果てには刑事までねっとりしていて気持ち悪いし…。じどじとと得体の知れないものが忍び寄ってくる感じがして…ただただ怖い。ねっとりとした狂気の世界を味わわせて貰いました!2018/02/22

きっしぃ

35
そうだ、竹本さんってこういう感じだったか…。最初は何がなんだか、時系列もよくわからない。ただただ樹影荘で起こる怪奇現象に巻き込まれていく人々、壁から出てくる虫、滴り落ちる血、窓から覗く人影…。ホラーなのかミステリーなのか、そして遂には殺人まで…。気力があればもう一回読み直したいんだけどなーー。これ、狂気三部作っていうのの3作目だったみたい。。トランプ殺人事件積んでるのに順番間違った…。2020/10/17

シン

35
★★☆☆☆ いまいち。 ただ、集中して一気に読むべき作品だったのに、 それができなかったせいかもしれない可能性もあり。 とりあえず独白的な感じで物語が進むのだが、 誰の独白かがとにかくわかりにくい。 登場人物の名前がキチっとした形で出てこないのが それに拍車をかけて読みにくくさせる。 張られた伏線の回収等はさすがと思うが、 それ以前に考えるの億劫になっていたゆえ、 あまり感動はなく、 動機もなんだかなぁな極み。 タイトルもなぜこうなったのか。2018/03/24

カノコ

32
かつては産婦人科病院だった古びたアパート・樹影荘。壁から沸く無数の虫、撒き散らされた血液、部屋を覗く蝋面……様々な怪事件が住人たちを襲う。初竹本健治。誰かの妄執の断片のような、読んでいて不安になる文章が続く。しかしこれが陶然とするほど小気味よい。黴くさい湿り気のある暗闇のなか、パズルのピースを手探りで繋ぎ合わせるような読み心地。怖いかと問われれば怖くはないが、圧倒的に気味が悪い。作品の雰囲気に飲み込まれる。きちんとミステリ的な結末に着地するが、そこよりも冒頭から中盤のわけのわからなさが素晴らしく好き。2022/05/06

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