出版社内容情報
八世紀中頃の黄金発見に端を発する奥州動乱と、中央政界の血腥い権力抗争を描く大河ロマン。若き蝦夷たちの躍動と葛藤を描く第一弾!八世紀中頃の黄金発見に端を発する奥州動乱と、中央政界の血腥い権力抗争を描く大河ロマン。若き蝦夷たちの躍動と葛藤を描く第一弾!
高橋 克彦[タカハシ カツヒコ]
著・文・その他
内容説明
天平二十一(七四九)年の春、奈良の都からはるか遠い陸奥の地で黄金が発見された。これにより、陸奥に暮らす蝦夷の丸子嶋足と物部一族の天鈴は、都を揺るがす橘奈良麻呂の乱に自ら身を投じ、知略をめぐらして、朝廷の野心を未然に防ごうとするが。シリーズ開幕篇!
著者等紹介
高橋克彦[タカハシカツヒコ]
1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。’83年に『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、’86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、’87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、’92年に『緋い記憶』で直木賞、2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てつ
25
一旦感想を書く段階なのだが、急いで二巻へ。2020/11/14
ゆっちょ
2
今までに読んだことがない歴史を読みたくて購入しました。この作者は30年くらい前に「龍の棺」という作品を読んで面白かったので抵抗はなく、当作品であつかわれる蝦夷という存在がなんとなくミステリアスでそそられたので、わりと早めに決断できました。 登場人物の名前が難しいうえに、陰謀の裏にまた陰謀といった感じでいりこんでて把握するのが大変でした。でもこれがなかなかおもしろく、一気に読めました。今後の展開が楽しみです。 当たりはずれでいえば当たり!の歴史小説の感触です。2018/07/08
ぼび
1
5/5 2018/10/30