講談社文庫<br> 天人―深代惇郎と新聞の時代

電子版価格
¥990
  • 電子版あり

講談社文庫
天人―深代惇郎と新聞の時代

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 504p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062938297
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

朝日新聞の名物コラム「天声人語」。その「天人」執筆者として輝き、早世した、新聞史上最高のコラムニストを描く傑作評伝!新聞史上最高のコラムニストと評される深代惇郎。「天声人語」の執筆者として輝きを放つも、担当したのはわずか2年9ヵ月、46歳で早世する。その文章は、ウイットとユーモアに満ち、視野広く、思考は柔軟でありながら、硬派を貫いた。なぜ彼のような書き手が生まれたのか。多くの証言から綴る、傑作評伝!

序 章 言葉力
第一章 浅草橋
第二章 青春日記
第三章 横浜支局
第四章 戦後の原点
第五章 昭和二十八年組
第六章 上野署
第七章 特派員
第八章 名作の旅
第九章 ロンドン再び
第十章 有楽町
第十一章 男の心
第十二章 執筆者
第十三章 遠い視線
終 章 法隆寺
あとがき
主要参考図書


後藤 正治[ゴトウ マサハル]
著・文・その他

内容説明

新聞史上最高のコラムニストと評される深代惇郎。「天声人語」の執筆者として輝きを放つも、担当したのはわずか2年9ヵ月、46歳で早世する。その文章は、ウイットとユーモアに満ち、視野広く、思考は柔軟でありながら、硬派を貫いた。なぜ彼のような書き手が生まれたのか。多くの証言から綴る、傑作評伝!

目次

言葉力
浅草橋
青春日記
横浜支局
戦後の原点
昭和二十八年組
上野署
特派員
名作の旅
ロンドン再び
有楽町
男の心
執筆者
遠い視線
法隆寺

著者等紹介

後藤正治[ゴトウマサハル]
1946年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。’85年に『空白の軌跡―心臓移植に賭けた男たち』で潮ノンフィクション賞、’90年に『遠いリング』で講談社ノンフィクション賞、’95年に『リターンマッチ』で大宅壮一ノンフィクション賞、2011年に『清冽―詩人茨木のり子の肖像』で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

11
朝日新聞の天声人語を担当した深代惇郎氏についての、たいへん行き届いた評伝。副題が「深代惇郎と新聞の時代」とあるやうに、メディアの中心に新聞があり、個性に富むさまざまなタイプの記者が居た時代の雰囲気をよく伝へてゐる。深代さんの下町育ち、ユーモア、海外経験など、経歴や人づきあひの仕方がベースになり、さまざまな要素がコラムに味わいを与へてゐた。「産経抄」の石井節など、同時代の名コラムニストの風貌にも、著者の記者といふ人種への愛情が感じられた。2024/06/01

読書熊

4
天声人語で美しい文章を世に送り出した深代惇郎さん。早くに世を去った才能、魂の根幹を探るノンフィクション。言葉の芳醇さを感じる内容でした。後藤さんの文章もまた、美しいです。2018/02/09

夢仙人

3
素晴らしいジャーナリストがいた。彼の書いた天声人語をもっと読みたい。2018/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12544425
  • ご注意事項

最近チェックした商品