出版社内容情報
「私が夢中になれるお話をして」殺す直前、男に語らせる話の内容で命の長さが決まる。男たちの最期の「ものがたり」はやがて……。「ね? 私が夢中になれるようなお話をしてよ」 結婚詐欺師の玲緒奈は、男たちを殺す直前に語らせる話の内容で、その男の命の長さを決めていく。次々の男たちを殺していく玲緒奈。しかし、標的にした男が語る<おはなし>は、玲緒奈を虜にしていく。物語のなかの登場人物がまた別の話を語り始め、時空を超えた世界にリアルが紛れ込み……複雑に交錯する物語は、やがて一点へと収束していくが……。
星野 智幸[ホシノ トモユキ]
著・文・その他
内容説明
死の直前に、男たちに物語を語らせる玲緒奈。その内容によって男の命の長さは決まる。ある夜、標的にした男が語った“物語”は、玲緒奈を虜にしていく。登場人物がまた別の話を語り始め、時空を超えた世界にリアルが紛れ込む。複雑に交錯する物語は、やがて一点へと収束し…。現代文学の金字塔、遂に完結!読売文学賞受賞作。
著者等紹介
星野智幸[ホシノトモユキ]
1965年、アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。’88年、早稲田大学卒業。新聞社勤務の後、メキシコに留学。’97年『最後の吐息』で文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、’03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、’11年『俺俺』で大江健三郎賞、’15年『夜は終わらない』で読売文学賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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