出版社内容情報
伝説と因習に生きる住民と、テレビ人間の間に起こる連続殺人事件の謎に、名探偵伊集院大介と森カオルの名コンビが挑む名作。閉鎖的な集落、ダイイングメッセージ、首のない死体、読者への挑戦状――
探偵小説のエッセンスを詰め込んだ金字塔、待望の新装版化!
九州の秘境にある集落を、大手テレビ局のドキュメンタリー番組で取材することになった森カオル。なぜか伊集院大介は同行を申し出る。鬼の子孫を自称し伝説と因習に生きる住民と、やらせ体質の強いテレビスタッフが対立するうち次々と犠牲者が。不可解な連続殺人の謎に伊集院大介が挑む、探偵小説の傑作。
〈解説 福井健太〉
プロローグ
第一課 十三人の乗客の研究
第二課 謎の村人の研究
第三課 嵐の山荘の研究
第四課 ダイイング・メッセージの研究
第五課 見立て殺人の研究
第六課 予告殺人の研究
第七課 首のない死体の研究
第八課 読者への挑戦の研究
研究発表 大団円
エピローグ
栗本 薫[クリモト カオル]
著・文・その他
内容説明
九州の秘境にある集落を、大手テレビ局のドキュメンタリー番組で取材することになった森カオル。なぜか伊集院大介は同行を申し出る。鬼の子孫を自称し伝説と因習に生きる住民と、やらせ体質の強いテレビスタッフが対立するうち次々と犠牲者が。不可解な連続殺人の謎に伊集院大介が挑む、探偵小説の傑作!
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
1953年東京都生まれ。早稲田大学文学部文芸科卒。’77年、中島梓として『文学の輪郭』で第20回群像新人文学賞評論部門を受賞、文芸評論家としてデビュー。翌’78年『ぼくらの時代』で第24回江戸川乱歩賞、’81年『絃の聖域』で第2回吉川英治文学新人賞を受賞、若きエンターテインメント作家として注目を集めた。以降、ミステリー、SF、時代、伝奇小説の執筆、ミュージカルの脚本、演出、作詞作曲、ライブ演奏など多才ぶりを発揮。著作は400冊を超える。2009年5月、逝去。享年56(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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