講談社文庫<br> 怖い中国食品、不気味なアメリカ食品

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講談社文庫
怖い中国食品、不気味なアメリカ食品

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937535
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ホルモン漬けのアメリカ産牛肉や、重金属たっぷりの中国産米。実態を暴き大反響を呼んだ「週刊文春」の記事に、大幅加筆した決定版!アメリカから輸入される牛肉には、国内では禁止されている女性ホルモンが、国産牛の600倍も含まれている。なのに、日本の政府や役所は、正確な数値を測ろうともしない。
中国からやって来る食べ物もそうだ。日本の子供たちが、中国の遺伝子組み換え米や有機塩素が濃縮した鶏肉を食べ続けたら何が起こるだろうか?
相手国から抗議されることを恐れ、見て見ぬふりを決め込む政治家や官僚たち。
しかし、これは、20年30年をスパンとした見えない戦争なのだ!

第1章 ホルモン漬けのアメリカ産牛肉
第2章 知らずに食べてる中国産米の恐怖
第3章 中国食品に携わる人々の告白
第4章 中国産鶏肉が危ない!
第5章 総距離1万キロの中国食品潜入紀行
第6章 学校給食に入り込む中国食材
第7章 米国産危険食品
第8章 遺伝子組み換えはアメリカの国家戦略


奥野 修司[オクノ シュウジ]
著・文・その他

徳山 大樹[トクヤマ タイジュ]
著・文・その他

内容説明

国内では禁止のホルモンがたっぷり含まれている米国産牛肉。重金属で汚染された中国米に、有機塩素が濃縮した中国産鶏肉。輸入食品の恐ろしい実態を、徹底調査と潜入取材で次々と明らかに!第20回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」企画賞受賞の特集記事に、大幅加筆した決定版ルポ。

目次

第1章 ホルモン漬けのアメリカ産牛肉
第2章 知らずに食べている中国産米の恐怖
第3章 中国食品に携わる人々の告白
第4章 中国産鶏肉が危ない!
第5章 総距離1万キロの中国食品潜入紀行
第6章 学校給食に入り込む中国食材
第7章 アメリカ産危険食品
第8章 遺伝子組み換えはアメリカの国家戦略

著者等紹介

奥野修司[オクノシュウジ]
1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。2006年、『ナツコ沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞をダブル受賞

徳山大樹[トクヤマタイジュ]
1976年兵庫県生まれ。早稲田大学卒業。2004年に写真週刊誌「FRIDAY」の記者を始め、’10年から「週刊文春」編集部記者。’13年、週刊文春「中国猛毒食品」キャンペーンで第20回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」企画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

39
題名通りの本。週刊誌に掲載された両国産の食品がホルモン剤や農薬などで汚染されている事を告発する記事をまとめたもの。そういやいっとき、段ボール肉まんや農薬入りギョーザとかが世間を騒がせたことがあったなあ‥。その後、どうなったんだろう。おどろおどろしい見出しを読んでいるだけで気が重くなります。それなりに真実をついてはいるのでしょうが、どこまでこのデータは信憑性があるのか?針小棒大ではないのか?など疑い出すとキリがない。2019/10/03

ミライ

29
表題まんま、アメリカと中国から輸入される食品の危険性を書いた作品。特に中国に関しては、著者が直接加工工場などに潜り込んで直撃取材をしているようで、非常にリアリティがある。この本を読んだ後だとアメリカの輸入牛肉と中国の輸入食品(漬物、マッシュルームなどなど)は絶対に食べたくなくなるはず(笑)、ただ、どこで中国輸入食品が紛れているのかわからないので避けられない現状があるそうだ。2018/06/07

雲をみるひと

20
週刊誌の記事が出自。中国産と米国産の食品の問題が取り上げられている。生産現場のルポが主の中国編と遺伝子組み換え食品などの問題の指摘が主の米国編でスタイルの違いが見られるが、ハイライトはやはり衝撃的な内容の中国食品生産現場への潜入記だと思われる。2021/03/25

DEE

11
これを読むととてもじゃないけど中国食品なんて食べられなくなる。 でも中国産と書かれていなくても表示義務がない初期加工の段階で使われたりして、毎日相当量が食べられているのだろう。学校給食も含めて。 何が安全なのかよく分からない現状だけど、一つ言えるのは、美味い食べ物だけでなく、安全な食べ物も旅をしないということかもしれない。2019/09/09

ヴァン

11
タイトルがどきりとする。冒頭、紹介されるのは、成長促進の為にたっぷりと女性ホルモンを注入されたアメリカ産牛肉。発ガン性物質だ。中国の取材では、農薬の空き缶や点滴の容器が捨てられた畑の風景や、工場排水から流れ込む重金属に満ちた河川の脇で作られる作物。これらがいつの間にか日本の食卓に並んでいる。極めて興味深いルポルタージュである。2018/09/09

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