講談社文庫<br> 廃校先生

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講談社文庫
廃校先生

  • 浜口 倫太郎【著】
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  • 講談社(2017/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937399
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あと一年。子供たちに何をしてあげたらいいんだろう。小説版『22年目の告白』の浜口倫太郎が描く、涙腺決壊のエンタテインメント!閉校が決まった小学校には、四人の先生がいる。十津川村に赴任して一年の香澄、頼りないながらも子供たちに慕われるよし太、自ら選んで僻地教育に従事する律子、そして校長の山中。村内に中学校がない十津川では、七人の生徒と子供の親――村の人々の生活の中心には小学校があった。六年生の卒業式までの波乱万丈の一年を描く、涙腺決壊のエンタテインメント。

1 里田香澄
2 古坂十夢
3 田村愛梨
4 進藤優作
5 里田香澄
6 タイムカプセルに入れたよし太の手紙
7 里田香澄


浜口 倫太郎[ハマグチ リンタロウ]
著・文・その他

内容説明

あと一年。子供たちに何をしてあげたらいいんだろう。新人教師の香澄は悩む。閉校が決まった谷川小学校には七人の生徒と四人の先生しかいない。だが、過疎化が進む十津川村で、学校はいつも村民の生活の中心だった。そして卒業とともに母校を失う六年生の思いとは?温かな涙を誘う、学校エンタテインメント。

著者等紹介

浜口倫太郎[ハマグチリンタロウ]
1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫時『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

152
★★★★☆17099 この作品を読んでいるとなぜか灰谷健次郎先生が頭に浮かんできました。廃校が決まった小学校の先生と生徒,その家族の話なのですが、じんわりと心に響いてくるんですね。地味〜ぃに。。いい作品だと思います。ただ、読み始めから次々と人物が登場してきます。作品世界に入り込む前にこんなに人が沢山出てくると人物相関図またはリストに書き出さないと分からなくなってしまいそう〜。これ、映像で見てみたいですね〜。もし映画化するとなった場合はキャスティングが大変でしょうね。主役は誰がいいかな?プチおすすめです。2017/10/05

ちょこまーぶる

86
何度涙を堪えた事か・・・と言う一冊でした。廃校が決まっている田舎の小学校6年生と教師、村民の人たちの廃校までの1年間を綴った内容でした。解説でも記されていたが、「先生とは何か?」「学校とは何か?」というテーマを純粋に心に訴えてこられて、時々自分の心が苦しくなるほどでしたね。登場人物のそれぞれが個性的で、みんなが自分に問いかける葛藤を持っていて、その葛藤を自分だけで考えずに、先生ゃ友達らと考えていくという過程が、暖かい感動をもたらしてくれます。そして、よし太先生の自問自答にもスッと心に落ちる感覚があります。2021/03/24

おかむー

81
廃校の決まった僻地の小学校の一年間を描く人情モノとくればもう泣かせに来ることは想像に難くないが、ハードルが上がってなお泣かせてくれる物語。『たいへんよくできました』。奈良の僻地の小学校に勤める新米教師・香澄と6年生3人の視点から描かれる一年間は、いいエピソードがありつつもどこか淡々とした描写が前半気になるが、終盤でそれまでの伏線や隠れた背景が明かされることで畳みかけてくる展開が見事。真の主人公・濃過ぎなキャラクターのよし太が、わかっちゃいてもやっぱりそうくるかという水戸黄門的お約束で納得。オススメです。2018/11/10

dr2006

50
教育の場で学習より大切なことが何なのか、わかったような気がする。そもそも出生率が2.0以下になった後は日本の少子化は既定路線、学級数の減少は当然だ。そして通う人が居なくなった学校は、権利である教育の機会が奪われることにならない様に、統合や閉校が加速している。本作に登場する奈良県十津川村立谷川小学校は今年度で廃校する。最後の1年間、そこに通う7人の小学生と4人の先生の心温まる物語だ。現実は物語のように美しく行かないはず。これがフィクションだとわかっていても、日本の教育の将来を憂うのは自分だけではないはずだ。2022/10/27

ぷう蔵

43
ははは〜、久々に本で泣かせていただいた。今の教師って大変だ。舞台となっている僻地の学校のように児童数が少ないくらいがちょうどいいのだろう。仕事が児童数に比例するわけではないと思うが、やはり教える側にも余裕は必要だ。私はよく先生に怒られたものだ。パシン!と殴られることも。でも先生を恨みもしなかったし、怒られるときは自分が悪いことをしたこと理解していた。怒られたことを親に言うとまた輪をかけて怒られる(うちの場合は殴られる)ので、けしてバレないようにしていた。あの頃、モンスター化した親っていたのだろうか?2017/09/11

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