講談社文庫<br> 道徳の時間

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
道徳の時間

  • 呉 勝浩【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2017/08発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 16pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937344
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?―有名陶芸家の死亡現場で、殺人をほのめかす落書きが見つかる。同じ頃、VJの伏見にかつて町の小学校で起きた殺人事件の映画撮影のオファーが。伏見はふたつの事件の奇妙なリンクに搦め捕られていく。選考会も紛糾した江戸川乱歩賞受賞作を完全リニューアル。

著者等紹介

呉勝浩[ゴカツヒロ]
1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年本書『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

151
★★★★★★★☆☆☆江戸川乱歩賞を受賞した呉勝浩のデビュー作。13年前、300人の生徒の前で講師を刺殺した男は「これは道徳の問題」とだけ呟く。時を経て服毒死した陶芸家の部屋からも「道徳の時間を始めます」という落書きが見つかる。ジャーナリストの伏見は、映画監督の越智に請われ刺殺事件の関係者を当たるが…。13年前の事件は冤罪なのか。2つの事件に関連はあるのか。動機面に釈然としないものは感じるが、畳み掛けるような謎の提示には惹き付けられた。作品化にあたり大幅に改稿されたそうだが、物議を醸した原作も読んでみたい。2024/05/14

H!deking

94
こないだブックオフで見つけてやっと読めた呉先生のデビュー作ですね。いやーやっぱり凄い人って最初から凄かったんだな、と再認識。めちゃくちゃ引き込まれました。これは自分の問題ですが、装丁から全然違うストーリー想像していました。ディテールというかキャラクターの作り込みに脱帽です。さて道徳の時間です。あなたにとって道徳とは?2023/05/29

もりくに

71
本屋に行ったら「爆弾」が、「ビニ本」になっていた(!)漫画以外で、初めて見た。というわけで、呉さんのデビュー作を。T県鳴川市では、悪質で不可解な事件が起きていた。先ず兎が犠牲に、「生物の時間を始めます」。次いで幼女に被害、「体育の時間を始めます」。そして陶芸家の死体発見、当初は自殺と見られたが、「道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?」のメッセージが発見され、殺人?。一連の事件は、住民に13年前の「鳴川第二小事件」との関連を想起させた。そんな時、フリーのフォトジャーナリストの伏見に、仕事が持ち込まれた。→2024/10/29

k5

70
江戸川乱歩賞受賞作。休業中の映像作家伏見が紹介されたのは、大手出版社がスポンサーについた新人作家のドキュメンタリー映画の撮影という、いささか怪しげな仕事。一方、移住した先の妻の故郷では、陶芸家の変死事件に伏見の息子が巻き込まれ、、、複数の事件と多くの登場人物が絡みあうつくりですが、興味を失うことなく最後まで楽しめました。タイトルの意味が後半で深まるのもいいですね。若干、女性のキャラが設定の割に弱いようにも思いますが、いい作品でした。他の作品も追いかけようと思います。2023/10/15

Kanonlicht

65
衆人環視の中で起きた殺人事件を、ドキュメンタリー映画制作の形で掘り起こしていく。その制作の裏にも思惑が…という話。解説で、江戸川乱歩賞を獲りながらも大幅な加筆・修正が条件だったとあるように、いろんな事件が詰め込まれ過ぎて、ややまとまりがないように感じた。逆に考えれば、修正前の原稿で同賞を受賞したということは、それだけ光るものがあったということ。今年発表された『爆弾』(直木賞候補作)を読むと、その一見散らかった構造こそが著者の持ち味で、その軸をぶらさずにきたことがわかる。2022/12/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12124162
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品