出版社内容情報
JAL123便は墜落までにどんな軌跡を辿ったのか?元フライトエンジニアによる鎮魂のドキュメントノベル。『グッドラック』を改題JALの元フライト・エンジニアが、フライト・レコーダやボイス・レコーダを始めとする様々な資料を基に、事故当日のコックピットの様子を徹底的に検証する。果たして、123便に助かる術はなかったのか? 事故の原因と過程を推察しつつ、祈りを込めて描いた「もう一つの結末」とは?『グッドラック』を改題。
まえがき
第一部
プロローグ 機長昇格訓練
コックピット 1 口笛のような異音
コックピット 2 機内の空気が漏れている?
コックピット 3 閉まったままのアウトフロー・バルブ
第二部
コックピット 4 「こんなトラブルは初めてですよ」
コックピット 5 「スコーク77!」
コックピット 6 酸欠状態のクルーたち
コックピット 7 効かない当て舵
コックピット 8 下がらない高度
コックピット 9 「山口さん、酸素マスクを吸ってください!」
コックピット 10 つながったカンパニー・ラジオ
コックピット 11 機長の決断
第三部
コックピット 12 「グッド・ラック。シー・ユー・オン・ザ・グランド」
コックピット 13 着水
エピローグ
あとがき
文庫版あとがき
参考文献
清水 保俊[シミズ ヤストシ]
著・文・その他
内容説明
JALの元フライト・エンジニアが、フライト・レコーダやボイス・レコーダを始めとする様々な資料を基に、事故当日のコックピットの様子を徹底的に検証する。果たして、123便に助かる術はなかったのか?事故の原因と過程を推察しつつ、祈りを込めて描いた「もう一つの結末」とは?1985年8月12日を描いた迫真のドキュメントノベル。
著者等紹介
清水保俊[シミズヤストシ]
1947年、兵庫県生まれ。神戸商船大学航海学科卒業。’70年から海運会社にて主に南太平洋を航海士として海上勤務。’78年、日本航空に入社。DC‐8型機、B747型機フライト・エンジニアとして乗務し、運航訓練部技術教官、運航技術部試験飛行室、運航技術部次長を経験。総飛行時間は1万1000時間。2007年に国土交通大臣より航空功労賞を授与される。同年、定年退職。その後、羽田整備工場にて見学・航空教室を担当。2017年4月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポルトン
James Hayashi
miwapicco
ふたば
らいらい