講談社文庫<br> 将棋殺人事件

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講談社文庫
将棋殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062936163
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「ゲーム3部作」第2弾! 書き下ろし短編「オセロ殺人事件」も収録!謎々を拾った者が、次第に心を病み、墓地で死体を掘り返す――六本木界隈である怪談が広まっていた。そんなとき静岡で大地震が発生、土砂崩れの中から二つの屍体が発見される。屍体と怪談との類似点に注目、調査を始めた天才少年棋士・牧場智久が到達する驚愕の真相とは? 書き下ろし短編「オセロ殺人事件」収録。

序 奏
趣 向
収 束
オセロ殺人事件
文庫版あとがき


竹本 健治[タケモト ケンジ]
著・文・その他

内容説明

謎々を拾った者が、次第に心を病み、墓地で死体を掘り返す―六本木界隈で、ある怪談が広まっていた。そんなとき静岡で大地震が発生、土砂崩れの中から二つの屍体が発見される。屍体と怪談との類似点に注目、調査を始めた天才少年棋士・牧場智久が到達する驚愕の真相とは?書下ろし短編「オセロ殺人事件」収録。

著者等紹介

竹本健治[タケモトケンジ]
1954年兵庫県相生市生まれ。東洋大学文学部哲学科在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を伝説の探偵小説誌「幻影城」に連載、’78年に幻影城より刊行されるや否や、「アンチミステリの傑作」とミステリファンから絶賛される。以来、ミステリ、SF、ホラーと幅広いジャンルの作品を発表。天才囲碁棋士・牧場智久が活躍するシリーズは、’80~’81年刊行のゲーム3部作(『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』)を皮切りに、『このミステリーがすごい!2017年版国内編』第1位に選ばれた『涙香迷宮』まで続く代表作となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

248
ゲーム3部作第2段、お馴染み天才モノ。「六本木の墓地にお参りした人が謎々の紙を拾ったら狂って人を殺した」という変な噂『恐怖の問題』が流れ、東海地方を襲った地震で現れた2体の変死体にその噂を写し出したかのような共通点が!噂の出所を調べるにつけ、将棋、特に詰将棋の難問作成者達に不穏な予感がって話。読み進みは早いが些か物足りないか。まず困ってる人がいない!解決できない警察や、犯人を捕まえて欲しい遺族など、そうした人を助ける醍醐味がない。あと結末もやや強引。何より智久の天才性が殆んど発揮されてない❗うーん‼️🙇2019/09/25

KAZOO

118
この作者のゲーム3部作の第2作目です。1作目の囲碁のときもそうなのですがわたしは囲碁、将棋ともに殆ど実践をしたことがないので理解するのに時間がかかりました。このような作品はその分野についてかなり理解していたほうが楽しみ倍増なのでしょう。結構話が込み入っているのですが楽しめました。2019/07/10

三代目けんこと

50
最初から色んな所に話がとんで整理するのに苦労し、最後もちょっと納得できなかったが、詰将棋の奥深さだけは理解できた。2022/08/11

geshi

40
作者があとがきに言う通り、朦朧として掴み所がないミステリともホラーとも幻想とも判別しかねる小説。都市伝説の調査が進み、二つの死体の謎が絡まり、詰将棋の盗作の話と奇妙なつながりを持っていく。何かが分かる度により全体像が見えなくなる不安感がすっとまとわりついていた。一応の合理的な着地はしているけど、読後も安心させない。現代に読むとこのネタの扱い方は微妙だな。『オセロ殺人事件』題名が一種のトリックにもなっている知識勝負。でもギリギリ推測可能な所であって、割り切りがスッキリとしている。2017/07/06

はじめさん

36
将棋ミステリ。若き30代大脳生理学者の友人は12歳にしてI.Q208、囲碁の院生の少年。その知能から、かつては囲碁と将棋、2つの道どちらを選ぶか悩んだともいうが、将棋もアマチュアレベルでは無双できる腕前。彼らの間で詰将棋がちょっとしたブームとなる中、六本木の女子高生達の間で囁かれる「恐怖」の都市伝説、噂の内容をなぞって発見される女の死体。きょうふ=香車と歩、香歩。盗作疑惑の類似した2つの詰将棋と噂が交わる時、事件の謎が明らかに。/ 1980年初頭に上梓されたゲーム3部作の2作目。盤上図もバンバン載ってる。2017/12/29

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