講談社文庫<br> 家族はつらいよ〈2〉

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講談社文庫
家族はつらいよ〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062935685
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



小路 幸也[ショウジ ユキヤ]
著・文・その他

山田 洋次[ヤマダ ヨウジ]
著・文・その他/原著

平松 恵美子[ヒラマツ エミコ]
著・文・その他

内容説明

熟年離婚の危機を乗り越えた平田周造は、運転好きの頑固な高齢者。しかし自損事故をきっかけに、家族に「免許返納」を求められ憤慨する。そんな折、彼は高校時代の同級生と再会し、互いの境遇の違いを実感させられるのだった。「男はつらいよ」の山田洋次監督が描く新作喜劇映画シリーズ、小説化第2弾!

著者等紹介

小路幸也[ショウジユキヤ]
1961年北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2003年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞しデビュー

山田洋次[ヤマダヨウジ]
1931年大阪府生まれ。’54年、東京大学法学部卒業。’69年『男はつらいよ』シリーズ開始。『たそがれ清兵衛』(2002年)では第76回米国アカデミー賞外国語映画部門ノミネートを果たす。’12年文化勲章を受章

平松恵美子[ヒラマツエミコ]
1967年岡山県生まれ。’93年、『学校』(山田洋次監督)に参加、以後、助監督として山田組に参加する一方、共同脚本も担当するようになる。『東京家族』、『小さいおうち』、『母と暮せば』、『家族はつらいよ』で、4年連続して日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょこ

40
さてさて続編☆今作は小路さんの『東京バンドワゴン』でのサチさんの語りのようなテイストで私好みだった。煩わしいこともあるけど、やっぱり家族っていいよねー。なんだかんだ言ってみんなやさしい人たち☆やっぱりダントツで憲子さんの優しさには惚れ惚れしちゃうなぁ。人のふり見て我がふり直せ(ここではいい意味で)…私も優しい人間になりたい…思った今がチャーンス!!2018/06/09

いたろう

38
映画を観てから、小路さんが書いた小説版ってどんな感じだろうと手に取ったが、映画と殆ど同じだった。いや、ストーリーやセリフが同じなら、橋爪功、西村雅彦といった芸達者が笑わせてくれる映画の方がずっと面白い。そもそも、小路さんは原作者ではなく、山田洋次監督の原作・脚本を小説にまとめ直しただけ。このシーンが映画で可笑しかったのに、小説ではさらっと流してしまうのか、という箇所がいくつかあるのも残念。小説を読むより映画を観た方がいいし、映画を観たならこの小説を読む必要はないだろう。2017/06/29

たんぽぽ

25
映画のキャストが頭に浮かんで、頭の中を橋爪功さんが毒づきながら、ドタバタと動き回っていました。 そういえば、ウチの母が旅行中に父が酔っ払った部下を連れて帰り(もちろん自分も酔ってる)、母の布団を出して寝かせた!と母が激怒していたことがあったな…と思い出しました。ウチにはお客様用の布団があるのよ!お父さんはどこにあるのかも知らないけど。 どこの家庭にもおかしなドタバタがあるんだろうなぁ。 2017/05/01

ひろろん

16
1を映画で見て、2と3が図書館にあったので借りてきました。短いのでさくさく読めます。1を映像で見ていたので、役者さんに脳内変換しつつ。ドタバタしているし、自分本位な感じだけどあったかい。映像でも見てみたくなりました。2019/03/31

sirahane

14
映画で前作を観ていたので俳優さんの顔を思い浮かべながら読みました。それぞれ勝手なことを言っているけどここぞと言う時には結束する。何だかゆる~い結束だけれど切れる事は無いんだろうなぁ。面白かったぁ。2017/06/18

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