講談社文庫
邪悪〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062935609
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

転落事件の現場検証中に受け取った謎の動画メール。最愛の姪を盗撮した邪悪な映像の数々に動揺し、宿敵の仕掛けた罠にはまっていく!累計1300万部突破!「検屍官」シリーズ23作目の最新刊!ハリウッド大物の娘の死を警察は事故と判断しているが、州検屍局長スカーペッタは疑念を抱く。現場検証中、不審な動画メールを受け取るが、それはFBIインターン時代の姪のルーシーの部屋を盗撮した邪悪な映像の数々だった。宿敵キャリーの仕掛けた妨害に遭いながら事件と背後にある秘密を明らかにしていく一方、自分と愛する家族へと危険が迫る。

パトリシア・コーンウェル[パトリシア コーンウェル]
著・文・その他

池田 真紀子[イケダ マキコ]
翻訳

内容説明

最愛の姪ルーシーをつけ狙う元FBIの女にフロリダ沖で太腿を撃たれ瀕死の重傷を負った州検屍局長スカーペッタ。2ヵ月後、復帰した殺害事件現場で不審な動画メールを受け取る。それはFBIインターン中の若きルーシーの部屋を盗撮した邪悪な映像の数々だった。宿敵キャリーの執拗な魔の手が再び忍び寄る!

著者等紹介

コーンウェル,パトリシア[コーンウェル,パトリシア] [Cornwell,Patricia]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめ

41
惰性で読んでるけど、もしかしたらまた初期のころのようなワクワク感があるかもと期待しつつ・・・。もうどれが事件で、それがどう解決したのかわからなくなる。心理的なお話ばかりで結局何も解決していないような。どうなるんだろ。でもまた年末になったら買って読むんだろうなぁ。2017/06/07

Yunemo

40
これで本編終了、モヤモヤ感が拭えぬままに。キャリーとの直接対決ないまま、あくまで心理戦中心、いつものメンバーの心の内も明かされないままケイの恐怖感だけが煽られて。互いに対局相手の読み・予測、行動展開、本来ならワクワクするのにな!FBIへの不信感、怖いですデータ・フィクション、現実化する情報戦、厄介になります。善人が悪人へ、その逆も。17年前から準備されてた爆弾、そもそもがこの設定から不信感も。でも本来の検屍官としての役割が担われずに、満足感が味わえないもどかしさ。検屍官ではなく新たな設定としてスッキリと。2017/01/07

ヨーコ・オクダ

27
いつもなら、下巻に入った途端に読書スピード急加速なんやけど、今回はそうならず。誰かにこっそり見られている、聞かれている場所で語られる事実…みんなが芝居を打ち過ぎて、もはや誰を、何を信じて良いのやら。前作で重傷を負ったケイの目撃証言もひっくり返る!?読者として、最後まで種明かしされ、恒例のケイがお料理を振る舞う平和なシーンを見せられても、何かモヤモヤが残る。キャリーが死んでいないので、次作につなぐ前提とすれば、モヤモヤが残って当然なのかもしれへんけど……何だかなぁ。2022/03/06

ひさか

24
2016年12月講談社文庫刊。シリーズ23作め。怖い話ですが、いたずらに長かったです。長さ半分にしてほしかった。2017/03/02

mymtskd

21
敵を欺くにはまず味方から、というわけで最後の最後まで身内からも奥歯にものの挟まったような言い方をされ続けるケイ。読者もケイと一緒に不安な気持ちで読み進める。ようやく今回の事件の真相がわかっても、前作から続く真犯人は逃亡し、物語自体は次作へ続く。こうやってどこまで続いていくのよ?と思いながら、たぶん次作も読むでしょう。ほどんど渡鬼化しています(笑)。2019/11/11

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