出版社内容情報
さりげない日常から人生のきらめきを切り取る珠玉のエッセイ集。鋭い感性と温かな人柄が滲み出る、“昭和”が香り立つ傑作。新組版。向田邦子2冊目の随筆集。「荒城の月」の「めぐる盃かげさして」の一節を「眠る盃」と覚えてしまった少女時代の回想に、戦前のサラリーマン家庭の暮らしをいきいきと甦らせる表題作をはじめ、なにげない日常から鮮やかな人生を切りとる珠玉の随筆集。知的なユーモアと鋭い感性、美意識を内に包んだ温かで魅力的な人柄が偲ばれるファン必読の書。文字が大きく読みやすくなった新組版。
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あとがき
向田 邦子[ムコウダ クニコ]
著・文・その他
内容説明
「荒城の月」の「めぐる盃かげさして」の一節を「眠る盃」と覚えてしまった少女時代の回想の表題作をはじめ、なにげない日常から鮮やかな人生を切りとる珠玉の随筆集。知的ユーモアと鋭い感性を内に包んだ温かで魅力的な人柄が偲ばれる必読の書。文字が大きく読みやすく、カバーも絵の色を再現した新装版。
目次
1(潰れた鶴;金襴緞子 ほか)
2(同行二人;劇写 篠山紀信 ほか)
男性鑑賞法(宮崎定夫;岩田修 ほか)
3(中野のライオン;新宿のライオン ほか)
著者等紹介
向田邦子[ムコウダクニコ]
1929年東京生まれ。脚本家、エッセイスト、作家。実践女子専門学校(現・実践女子大学)国語科卒業。映画雑誌の編集者を経て放送作家になり、テレビ・ラジオで活躍。乳癌の発病をきっかけにエッセイを書き始め、’80年に初めての短編小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞。しかし、翌年8月、台湾旅行中に航空機事故で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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