出版社内容情報
引きこもりの親友が語る、奇妙なつくり話の真相とは? 子どもの王様の正体とは? 殊能将之が遺した傑作をついに文庫化!団地に住むショウタと親友トモヤ。部屋に籠もって本ばかり読んでいるトモヤの奇妙なつくり話が、ショウタの目の前で現実のものとなる。残酷な”子どもの王様”が現れたのだ。怯える親友を守るため、ショウタがとった行動とは? つくり話の真相とは? 『ハサミ男』の殊能将之が遺した傑作をついに文庫化!
1 団地の外側
2 黄色い大黒様
3 ふたりの魔女
4 罰ゲーム
5 おびえるトモヤ
6 暗黒城の攻防
7 自転車日和
8 魔女の予言
9 夜の見張り
10 子どもの王様あらわる
11 近づく足音
12 対決
13 別れ
わたしが子どもだったころ
ノベルス版あとがき
殊能 将之[シュノウ マサユキ]
著・文・その他
内容説明
団地に住むショウタと親友トモヤ。部屋に籠もって本ばかり読んでいるトモヤの奇妙なつくり話が、ショウタの目の前で現実のものとなる。残酷な“子どもの王様”が現れたのだ。怯える親友を守るため、ショウタがとった行動とは?つくり話の真相とは?『ハサミ男』の殊能将之が遺した傑作をついに文庫化!
著者等紹介
殊能将之[シュノウマサユキ]
1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー。2013年2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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