講談社文庫<br> レジェンド歴史時代小説 義民が駆ける

個数:
電子版価格
¥924
  • 電子版あり

講談社文庫
レジェンド歴史時代小説 義民が駆ける

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月21日 03時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062932219
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

幕府から突然命じられた三方国替え。越後長岡への転封を強いられた藩主を守ろうと荘内藩の百姓たちは越訴のため黙々と江戸をめざす。江戸後期の天保年間、老中水野忠邦から突然命じられた理不尽な三方国替え。越後長岡への転封を強いられた藩主を守ろうと、荘内藩の百姓たちは越訴のため黙々と江戸をめざす。深山にわけ入り間道を伝って歩き続ける領民たちの相貌と、彼らを衝き動かした情動を精緻に描く、傑作歴史長編。〈解説・川村湊〉

三方国替え
波紋
駕籠訴
領内騒然
江戸町奉行
逆転
嵐のあと
中公文庫版あとがき


藤沢 周平[フジサワ シュウヘイ]
著・文・その他

内容説明

江戸後期の天保年間、老中水野忠邦から突然命じられた理不尽な三方国替え。越後長岡への転封を強いられた藩主を守ろうと、荘内藩の百姓たちは越訴のため黙々と江戸を目指す。深山にわけ入り間道を伝って歩き続ける領民の相貌と彼らを衝き動かした情動を精緻に描く、新装版の傑作歴史長編。

著者等紹介

藤沢周平[フジサワシュウヘイ]
1927年、山形県生まれ。’73年「暗殺の年輪」で直木賞を受賞し人気作家になった。’86年「白き瓶」で吉川英治文学賞、’90年「市塵」で芸術選奨文部大臣賞。’97年、69歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

40
今までの藤沢文学とは趣を異としていると思います。つまらなくはないのですが、普段感じる趣や人情が感じられず残念でした。2023/02/22

ともくん

29
天保十一年、幕府による不可解な三方国替え。 庄内藩、川越藩、長岡藩。 損をするのは、庄内藩のみ。 賄賂の匂いを嗅ぎとる庄内藩。 新領主に恐怖する農民。 成立させたい幕府。 農民は、国替え引き止めを江戸に訴え出る。 幕府、庄内藩、農民による三つ巴の戦いが始まった。 2024/04/16

えりまき

13
2020(81)やや難しい。けど、百姓たちの熱い思いは伝わってきました。「人の心どいうものは、なかなか真直には相手に伝わらねものだども、仙台さまは百姓の気持をわがってくえだかげだ。こごが肝心のとごろでの。さっけだ言ったように、いざ一揆となったどき、これが役に立つぞ」2020/04/12

sirahane

13
いつも読む藤沢作品とはちょっと違います。水野忠邦の時代の天保の一揆の顛末が描かれています。この時代になると農民、町民が力を付けていていくら武士が権力を振りかざしても敵わない所がある。強かですね。読みながら私も農民を応援していました。そして最後の方で描かれている農民のきもちが痛いほど分かる。藤沢さんの描き方もとっても優しい。読むのに時間が掛かったけれど良かった。2016/12/10

ヘタ

10
1840年頃の三方国替えのはなし。お侍さん・チャンバラの印象が強い著者だが、本作では、士・民で言えば民に軸足を置いて記述しておられます。侍ものの場合、中央の政治リーダーではなく、地方の中間管理職や底辺のペーペーに光をあて、存在の小ささ、流されながら引っ掻き傷程度の一矢を報いる様子を描いておられます。本作の民はもうちっとだけスゴイ。確かに独立変数とは言えないが、一方的に翻弄されるだけの存在でもない。わずかでも影響をもたらす過程があった。読んでる間ずーっと藤沢ちゃんの郷土愛がビンビン伝わってきます。2021/07/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9859608
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品