出版社内容情報
死出の旅も凛然としなければ統率はできない。「敗北による全滅であってはならない」地獄の島には魂のふれ合いだけはあった。「帝都の表玄関」でありながら絶体絶命の孤島と化した硫黄島。その地下壕に栗林中将以下、二万三千の兵は敵襲を待つ。全滅する以外にない残酷きわまる運命は隆盛日本の象徴・戦艦大和にも降りかかる。降伏か徹底抗戦か、小磯内閣も鈴木内閣も終戦の糸口をつかめないまま、沖縄は最終特攻戦へと突入していた。
関連地図
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硫黄島の玉砕戦(三)
硫黄島の玉砕戦(四)
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太平洋戦争関係年表(5)
山岡 荘八[ヤマオカ ソウハチ]
著・文・その他
内容説明
「帝都の表玄関」でありながら絶体絶命の孤島と化した硫黄島。その地下壕に栗林中将以下、二万三千人の兵は敵襲を待つ。全滅する以外にない残酷きわまる運命は、隆盛日本の象徴・戦艦大和にも降りかかる。どんな悲惨がおとずれようと本土から助ける手段はもはやなく、沖縄では、最終特攻戦が始まっていた。
著者等紹介
山岡荘八[ヤマオカソウハチ]
明治40年1月11日、新潟県小出町(現・魚沼市)に生まれる。本名・山内庄蔵、のち結婚し藤野姓に。17年の歳月を費やした大河小説『徳川家康』で吉川英治文学賞を受賞。53年9月30日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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