講談社文庫<br> ヒトイチ―警視庁人事一課監察係

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講談社文庫
ヒトイチ―警視庁人事一課監察係

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062931205
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人事一課(=ヒトイチ)監察係・榎本の任務は、警察官の不正を嗅ぎ付け証拠を挙げること。警察が警察を追う、内部捜査シリーズ第一弾警視庁人事一課、通称「ヒトイチ」の若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。大組織の片隅で囁かれる噂や、匿名の内部告発を洗っていくと、思わぬ人物に疑惑がおよぶ。監察に追われたら最後、仲間の警官といえども丸裸にされる――。緊迫の身内捜査シリーズ第一弾!〈文庫書下ろし〉

第一章 新宿の舎兄 
第二章 復讐のポルノグラフィー
第三章 灰色の筆致


濱 嘉之[ハマ ヨシユキ]
著・文・その他

内容説明

警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。大組織の片隅で囁かれる噂や、匿名の内部告発を洗っていくと、思わぬ人物に疑惑がおよぶ。監察に追われたら最後、仲間の警官といえども丸裸にされる―。緊迫の身内捜査シリーズ第1弾!

著者等紹介

濱嘉之[ハマヨシユキ]
1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞などを受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

137
浜さんの警視庁ものを久しぶりに読みました。今度のシリーズは人事課の観察係りということで、今まであまり知らない警視庁の様々な部署の業務をいろいろ見せてくれるような感じです。今度主人公が比較的若く、警視庁の職員がよからぬことをしていないかを探るということで、裏方であまりよく思われない部署です。会社などでも内部監査部門などがこれに当たるのでしょうが。物語辞退は結構面白く3つの話が入っています。悪をやっつけるのでストレス発散はあります。2016/01/12

ナミのママ

66
読書の面白さに「知らない世界を見れること」があるが、私にとってこれはそんな本でした。事件と警察、極道と警察など、生活の中に出てくる警察物は読んでいるけれど、警察の中を追う監察係り、これは初めてでした。調査がはじまると、6親等までさかのぼったり、銀行口座、通信記録、すべて丸裸にされてしまう。思わず身内に警察関係者はいなかったか?と考えてしまいました。3つの事件、ストーリーとしてはさほど深みがあるものではなかったので、そこが残念。でも数年前、一冊だけ読んだ作者の警察もの、シリーズを読んでみたくなりました。2015/10/27

Yunemo

66
監察は警察の警察、組織防衛のために。民間でも、特に銀行においては同様位置づけを持っているはず。ただ、なかなか小説にはなりにくい。本作品、随分あっさりとした記し方、本当は人と人との葛藤、もっとドロドロしているのでは。分限処分、なぜやらない。秘密の暴露、転落の経緯、事情聴取の際の重要なポイント、なるほどと唸ってしまいます。やっぱり、人の心は外側からは分かりません。自身からすると、地位的に、もうここまでくればいいだろうの世界。でも金と権力への欲望は際限知らず。監察のこの実態、身近な人も知ってはくれないですよね。2015/06/01

ノンケ女医長

50
とてもゾクゾクしながら読んだ。悪事を画策する警察官を、警察が追う。自分が丸裸にされるだなんて、当事者は思っていなかっただろうし、警察が本気になればあらゆる個人情報が暴露され、内部で共有されるんだと戦慄が走った。5万人の職員が働く警視庁にはいろいろな思惑が蠢き、ふっと悪に染まってしまう人も実際にいるんだろうなと想像して、警察組織に入りこめたような読み心地があった。いやあ、かなり良かった。より規模の小さい、地方の都道府県警察を舞台にすると、もっと濃密な闇が炙り出されるような気がする。続編希望。2022/11/13

NAO

48
警察官の監察を行う警視庁人事一課通称ヒトイチの監察係。本作には、監察係長榎本博史が担当した3つの事件が収められている。「新宿の舎兄」は、新宿署の敏腕警官の裏の顔を暴く話。堕落していく警官の典型的な話だったが、「復讐のポルノグラフィティー」は、ちょっとショッキングな話だった。女性警官の警察社会での生きにくさだけではすまない生々しさがあり、この話は元警官だからこそ書くことができたものだと思う。「灰色の筆致」は、正規のルールを逸脱してしまうのは階級に関係ない、という話。逸脱の理由も、人様々だ。2023/04/19

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