講談社文庫<br> ガダルカナル戦記〈4〉

電子版価格
¥1,155
  • 電子版あり

講談社文庫
ガダルカナル戦記〈4〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 601p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062930994
  • NDC分類 916
  • Cコード C0121

出版社内容情報

戦後70年特別復刊。第四巻では、悲惨極まる避退行と、陸海軍合同による決死のガ島脱出が敢行されるまでを活写する。まさに餓島の様相を呈したガダルカナル。武器、食糧の欠乏と風土病に苦しむ三万の将兵たちは、全滅の危機に瀕していた。玉砕か撤退か。万策尽きた日本軍は、いよいよ重大な決断を迫られる。最終話となる第四巻では、ガ島上の悲惨極まる避退行と、陸海軍合同による決死のガ島脱出が敢行されるまでを活写する。

ガダルカナル戦記〈第四巻〉
【第四部】苦闘(承前)
第五章 第三十八師団
【第五部】撤退
第一章 方面軍
第二章 餓島
第三章 転進命令
第四章 終章
ガダルカナル奪回作戦陸軍部隊編成表
太平洋戦争年表
ガダルカナル戦 関連地図
参考文献
講談社文庫版 あとがき
〈特別付録〉亀井宏インタビュー
解説 神立尚紀


亀井 宏[カメイ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

まさに餓島の様相を呈したガダルカナル。武器、食糧の欠乏とマラリアに苦しむ三万の将兵たちは、全滅の危機に瀕していた。玉砕か撤退か。万策尽きた日本軍は、いよいよ重大な決断を迫られる。最終話となる第四巻では、悲惨極まる避退行と、陸海軍合同による決死のガ島脱出が敢行されるまでを活写する。

目次

第4部 苦闘(承前)(第三十八師団)
第5部 撤退(方面軍;餓島;転進命令;終章)

著者等紹介

亀井宏[カメイヒロシ]
1934年、東京都生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』(廣済堂出版)で小説現代新人賞を受賞。30代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を聞くために全国をまわる。1980年、『ガダルカナル戦記』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CTC

10
全4巻の最終巻。最後の撤退部隊による「二万ノ英霊ノ加護ニ依リ“ガ”島残留ノ総員一千九百七十二名の収容完了シタルヲ報告ス(中略)深ク感謝ス」の電文で本作は閉幕する。ガ島撤退の方針は米豪遮断の断念を意味するのだから、大きな潮目の変化がエピローグ的に描かれても良かったはずだ、筆誅が足りない感もある。しかし本書の役割は、様々な立場でガ島の戦いを戦った人々の直話を収め、事実に迫る事なのだろう、撤退までの聞き書きが終章までを貫く。本作は1980年に38年前の出来事を記したもので、私は初版の38年後に読んだことになる。2018/08/10

一反もめん

0
長い長い四分冊、半年かけてようやく読了。 ものすごい量の取材、情報。 筆者が取材したタイミングが、当事者(将官佐官級)の生き残りに接することのできる最後のチャンスだったことを考えると、本書の歴史的価値は相当程度高い。 感情的にならず、ひたすら淡々と。 ただ、ゆえに迫力と凄みを感じる。 日本人として一度は頑張って読んでみるべき本。2025/02/03

Book Lover Mr.Garakuta

0
このガ島の戦いにおける日本軍は、この局地的戦いで負けを悟り、海陸共同で、脱出を決行する。2018/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9767580
  • ご注意事項

最近チェックした商品