講談社文庫<br> ガダルカナル戦記〈3〉

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講談社文庫
ガダルカナル戦記〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 622p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062930987
  • NDC分類 916
  • Cコード C0121

出版社内容情報

戦後70年特別復刊。第三巻は、ガ島将兵の言語を絶する苦闘、日米海軍の激戦、大本営をはじめとした指導者層の混迷を描く。ガ島急襲が米軍の本格反攻を意味することをようやく悟った日本は、持ちうる戦力を投じて必死に挽回を図るが、陸海軍ともに甚大な被害を受けてしまう。第三巻は、ガ島に孤立した将兵の言語を絶する苦闘、ソロモン海域における日米海軍の激戦、物資の確保をめぐり内部対立が起きはじめた中央の実相を活写する。

【第三部】死地(承前)
第五章 失敗
第六章 退却
【第四部】苦闘
第一章 南太平洋海戦
第二賞 避退行
第三章 第三次ソロモン海戦
第四章 中央
ガダルカナル奪回作戦陸軍部隊編成表
太平洋戦争年表
ガダルカナル戦 関連地図


亀井 宏[カメイ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

ガ島急襲が米軍の本格反攻を意味することをようやく悟った日本は、持ちうる戦力を投じて必死に挽回を図るが、陸海軍ともに甚大な被害を受けてしまう。第三巻は、ガ島に孤立した将兵の言語に絶する苦闘、ソロモン海域における日米海軍の激戦、物資の確保をめぐり内部対立が起きはじめた中央の実相を活写する。

目次

第3部 死地(承前)(失敗;退却)
第4部 苦闘(南太平洋海戦;避退行;第三次ソロモン海戦;中央)

著者等紹介

亀井宏[カメイヒロシ]
1934年、東京都生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』(廣済堂出版)で小説現代新人賞を受賞。30代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を聞くために全国をまわる。1980年、『ガダルカナル戦記』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CTC

11
4巻中の3。第二次総攻撃から第三次ソロモン海戦、参本の混乱。 一次総攻撃の教訓から、航空写真より敵陣地の補強を読み取り迂回を進言した川口清健少将だが、賛同したはずの辻政信に裏切られ、総攻撃前に更迭。敵情地形偵察も利かない中での陣地攻撃は無謀だろうが、難地形と時間的制約から前線兵士は小銃・弾薬と握り飯以外の装備を投棄し前進しているのだ、せめて円匙でもあれば弾雨を凌ぐすべもあったか。。しかしラバウルの軍司令部、在トラックの連合艦隊、そして大本営の意向の下に動く訳で制海空権の問題も大きいが、勝てるわけがない。2018/08/07

junkoda

1
軍艦の戦いはそれなりに痛み分けだけど、輸送船による輸送成功率は大差。陸軍が食料弾薬のことを考えられない脳筋というよりも米軍が見事輸送妨害したとも言える。(でもインパールがあるので食料なしで突撃させる脳筋かもしれない)2017/10/27

一反もめん

0
補給、地理情報、敵情を客観的に整理しないまま、闇雲に突撃しても…… 眠る先人の皆様あっての現在。ここから学ぶべきことを学び、忘れないことが現代に生きる我々の責務か。2024/11/14

Book Lover Mr.Garakuta

0
日本帝国海軍陸軍にとっては、混迷の極み。次第に孤立していく日本兵の苦境。ソロモン海戦や中央司令部の苦悩が描かれている。2018/07/16

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