出版社内容情報
日本最強の獣《羆》と森林保護官、望まざる死闘の果ては。元自衛隊の実力派新人が、自然と人間を描き切った渾身作!厳冬の北海道、消息を絶ったカメラマン捜索のため、若き森林保護官はスキーを履き、険しい山中へ向かう。カメラマンは無残な遺体で発見され、手負いの羆は銃殺され事件は一件落着したかに見えた。しかし、噛み跡はその羆のものより遙かに巨大だった。最強の野生動物「羆」との壮絶な死闘を描く、元自衛隊の、期待の大型新人による傑作山岳小説。
はかりしれない自然への畏怖の念。血が騒ぎます。胸をうちます。冒険小説ファンは必読。驚くぞ。読むべし!―池上冬樹(文芸評論家)
生きとし生けるものすべてへの畏敬の念が静かに満ちている。―角田光代(作家)
むせかえるような自然と獣の匂い、五感の全てを刺激する傑作。―さわや書店フェザン店 松本大介
プロローグ
一章 白い谷
二章 食害
三章 銃声
四章 タンデムベルト
五章 凶弾
六章 発火点
エピローグ
吉村 龍一[ヨシムラ リュウイチ]
著・文・その他
内容説明
厳冬の北海道、消息を絶ったカメラマン捜索のため、若き森林保護官はスキーを履き山中へ向かう。カメラマンは無残な遺体で発見され、手負いの羆は銃殺される。しかし、噛み痕はその羆のものより遙かに巨大だった。最強の野生動物「羆」との壮絶な死闘を描く、元自衛官の、期待の大型新人による傑作山岳小説。
著者等紹介
吉村龍一[ヨシムラリュウイチ]
1967年、山形県南陽市生まれ。高校卒業後、自衛隊入隊。除隊後、近畿大学豊岡短期大学卒業。『焔火』で第6回小説現代長編新人賞を受賞し、2012年デビュー。『光る牙』は第16回大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
りゅう☆
Take@磨穿鉄靴
アッシュ姉
つねじろう