出版社内容情報
大嘗祭、天皇陵、高松塚古墳――。古代日本の祭りや重要行事を支えた陰陽五行思想と原始信仰の習合を探究し古代人の世界観を描き出す古代日本において祭りや重要諸行事を支えた原理とは何か。白鳳期の近江遷都、天武天皇大内陵、高松塚古墳、大嘗祭、さらには沖縄に残る祭祀や伝承に秘められた幾重にも重なる謎を果敢に解きほぐしてゆく吉野民俗学の挑戦。日本原始信仰と陰陽五行思想の習合が生み出した古代日本社会の姿、そして外来思想を享受した古代人の思考と世界観に鋭くせまる。
まえがき
序 章 古代日本人における世界像と現世生活像
第一章 日本原始信仰と陰陽五行説
第二章 女陰考──呪術における女陰
第三章 白鳳期における呪術
第四章 私見大嘗祭
第五章 陰陽五行と諸祭祀・行事
第六章 沖縄の祭り・伝承の中に潜む陰陽五行思想
『日本古代呪術──陰陽五行と日本原始信仰』要旨
原本増補版へのあとがき
解 説 小長谷有紀
吉野 裕子[ヨシノ ヒロコ]
著・文・その他
内容説明
古代日本において祭りや重要諸行事を支えた原理とは何か。白鳳期の近江遷都、天武天皇大内陵、高松塚古墳、大嘗祭、そして沖縄に残る祭祀や伝承に秘められた謎を解きほぐしてゆく吉野民俗学の挑戦。日本原始信仰と陰陽五行思想の習合が生み出した古代日本社会の姿、そして外来思想を享受した古代人の思考と世界観に鋭くせまる。
目次
序章 古代日本人における世界像と現世生活像
第1章 日本原始信仰と陰陽五行説
第2章 女陰考―呪術における女陰
第3章 白鳳期における呪術
第4章 私見大嘗祭
第5章 陰陽五行と諸祭祀・行事
第6章 沖縄の祭り・伝承の中に潜む陰陽五行思想
『日本古代呪術―陰陽五行と日本原始信仰』要旨
著者等紹介
吉野裕子[ヨシノヒロコ]
1916~2008。旧姓赤池。女子学習院、津田塾大学卒業。民俗学者。東京教育大学より文学博士の学位を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐倉
Akito Yoshiue
天乃かぐち。
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