講談社学術文庫<br> 杜甫全詩訳注〈4〉

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講談社学術文庫
杜甫全詩訳注〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 1120/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062923361
  • NDC分類 921.43
  • Cコード C0198

出版社内容情報

八十余年ぶりの杜甫詩全訳注、堂々完結! 本巻は漂泊にあって前人未到の領域へとさらなる歩みを進める晩年の作品と索引、年譜を収録晩年にいたってなお断ち切れぬ出仕への思い。ついに長安への帰還に絶望した杜甫は、洞庭湖の南で漂泊の生涯を閉じる。しかし、その作品はいよいよ巧緻を極め、深い陰翳を文字に刻みながら、最後の段階にあっても前人未到の高みへむかい、さらなる歩みをつづける。作品検索に簡便な「全詩題索引」と詳細な「杜甫年譜」を添えて、書き下ろし全訳注、堂々完結!

凡 例
他巻構成
一〇二八 偶題
一〇二九 君不見蘇けいに簡す
一〇三〇 蘇四けいに贈る
一〇三一 蘇けいに別る
一〇三二 李潮が八分小篆の歌
一〇三三 峡口二首
一〇三四 其の二
一〇三五 南極
一〇三六 瞿唐の両崖
一〇三七 瞿唐懐古
一〇三八 夜西閣に宿り、暁に元二十一曹長に呈す
一〇三九 西閣口号、元二十一に呈す
一〇四〇 閣夜
一〇四一 じょう西寒望
一〇四二 西閣にて日に曝す
一〇四三 西閣を離れず二首
一〇四四 其の二
一〇四五 縛鶏行
一〇四六 小至
一〇四七 柏学士の林居に寄す
一〇四八 折檻行
一〇四九 柏中丞兼び子姪数人の除官の制詞を覧
一〇五〇 鏡を覧て柏中丞に呈す
一〇五一 柏中丞に陪して将士を宴するを観る二首
一〇五二 其の二
一〇五三 蜀州の柏二別駕が中丞の命を将て江陵に赴き
一〇五四 鮮于万州が巴州に遷さるるを送る
一〇五五 十七舅の邵桂に下るを送り奉る
一〇五六 荊南兵馬使太常卿趙公の大食刀の歌
一〇五七 王兵馬使の二角鷹
一〇五八 王監兵馬使が説くを見るに……二首
一〇五九 其の二
一〇六〇 玉腕りゅう
一〇六一 酔いて馬より墜つるを為す
一〇六二 覆舟二首
一〇六三 其の二
一〇六四 李功曹の荊州に之き鄭侍御の判官に充てらるるを送る
一〇六五 王十六判官を送る
一〇六六 崔いに別る、因りて薛拠・孟雲卿に寄す
一〇六七 杜位に寄す
一〇六八 立春
一〇六九 江梅
一〇七〇 庭草
一〇七一 愁い
一〇七二 王十五前閣の会
一〇七三 崔評事弟相い迎うるを許すも、到らず
一〇七四 悶を遣る、戯れに路十九曹長に呈す
一〇七五 昼夢
一〇七六 暮春
一〇七七 即事
一〇七八 は上の遊びを懐う
一〇七九 宅に入る三首
一〇八〇 其の二
一〇八一 其の三
一〇八二 赤甲
一〇八三 卜居
一〇八四 暮春じょう西の新たに賃する草屋に題す五首
一〇八五 其の二
一〇八六 其の三
一〇八七 其の四
一〇八八 其の五
一〇八九 従孫崇簡に寄す
一〇九〇 江雨に鄭典設を懐う有り
一〇九一 熟食の日に宗文宗武に示す
一〇九二 又た両児に示す
一〇九三 舎弟観の書を得るに
一〇九四 観の即ち到らんとするを喜び、復た短篇を題す二首
一〇九五 其の二
一〇九六 晩に

下定 雅弘[シモサダ マサヒロ]
著・文・その他/編集

松原 朗[マツバラ アキラ]
著・文・その他/編集

内容説明

晩年にいたってなお断ち切れぬ出仕への思い。ついに長安への帰還に絶望した杜甫は、洞庭湖の南で漂泊の生涯を閉じる。しかし、その作品はいよいよ巧緻を極め、深い陰翳を文字に刻みながら、最後の段階にあっても前人未到の高みへさらなる歩みをつづける。作品検索に簡便な「全詩題索引」と詳細な「杜甫年譜」を添えて、書き下ろし全訳注、堂々完結!

著者等紹介

下定雅弘[シモサダマサヒロ]
1947年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。岡山大学名誉教授。専門は六朝・唐代詩

松原朗[マツバラアキラ]
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。専修大学文学部教授。専門は唐代詩、杜甫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロビン

15
今巻は、キ州に滞在していた頃から、岳州や潭州、衡州などを行き来し、遂に洞庭湖の南で漂白の生涯を終えるまでの詩が収められている。有名な「岳陽楼に登る」は最晩年57歳の時の作である。詠まれている風物や物事は親戚や友人との交流や送別の辞、戦災による不幸や民の暮らしを思ったもの、雨や山など自然物などだが、特に印象的なのは晩年より強くなったのではと思われる王室への忠誠心である。詩人としてある程度名を馳せてなお長安へ戻り宮廷で働くことを杜甫は願い続けた。晩年において新しい詩型に挑戦していることにも執念を感じる。2019/07/06

鏡裕之

2
全4巻を追いかけて1400首以上の詩を読んできてたどりつく最終の詩。最後の詩は杜甫が最後に読んだ詩でもないし、死を匂わせるものでもない。だが、1400首以上の積み重ねが、読者を独特のゴールの感覚に導く。この独特の気持ちは、完読した者にしか味わえない。2017/03/11

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