出版社内容情報
インド以来の仏教の歴史の到達点に位置する日本仏教。聖徳太子から鎌倉新仏教まで、その高度な思想はいかに生まれたかを平易に解説。聖徳太子、南都六宗、最澄・空海、鎌倉新仏教……。歴史的に仏教の展開の最終段階に位置し、高度な思想を展開した日本仏教。唯識や華厳の世界観、最澄や空海の即身成仏の思想、法然、親鸞、一遍らの念仏、道元の坐禅観、日蓮の唱題──。各宗派祖師の思想の概略をわかりやすく明らかにしながら、日本人のものの見方及び考え方の特質を描き出す一冊。(講談社学術文庫)
はじめに
第一章 日本仏教概観
第二章 聖徳太子の思想
第三章 南都六宗の思想
第四章 平安仏教の思想
第五章 鎌倉新仏教の思想
むすび
講談社学術文庫版あとがき
竹村 牧男[タケムラ マキオ]
著・文・その他
内容説明
聖徳太子、南都六宗、最澄・空海、鎌倉新仏教…。歴史的に仏教の展開の最終段階に位置し、高度な思想を展開した日本仏教。唯識や華厳の世界観、最澄や空海の即身成仏の思想、法然、親鸞、一遍らの念仏、道元の坐禅観、日蓮の唱題―。各宗派祖師の思想の概略をわかりやすく明らかにしながら、日本人のものの見方及び考え方の特質を描き出す一冊。
目次
第1章 日本仏教概観(仏教の伝来と南都六宗;平安仏教から鎌倉仏教へ)
第2章 聖徳太子の思想(太子の生涯と思想の底流;「三経義疏」にこめられたもの)
第3章 南都六宗の思想(南都六宗とは;三論宗の思想;法相宗の思想;華厳宗の思想;律宗の思想;大乗仏教における戒律と南都六宗のまとめ)
第4章 平安仏教の思想(最澄の思想;空海の思想;平安後期の仏教思想)
第5章 鎌倉新仏教の思想(日本浄土教の思想(法然;親鸞;一遍)
日本禅宗の思想
日蓮の思想)
著者等紹介
竹村牧男[タケムラマキオ]
1948年東京都生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東洋大学教授・学長。専攻は仏教学(大乗仏教思想)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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