講談社学術文庫<br> 醒睡笑 全訳注

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講談社学術文庫
醒睡笑 全訳注

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  • サイズ 文庫判/ページ数 736p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062922173
  • NDC分類 913.59
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸期を代表する笑話集、これまで未刊だった版本の全訳注が登場。落語の原点がここにある。江戸期を代表する笑話集、これまで未刊だった版本の全訳注が登場。落語の原点がここにある。

誓願寺法主の安楽庵策伝が江戸初期に編纂し、板倉重宗京都所司代に献呈した笑話集。うつけ・文字知顔・堕落僧・上戸・うそつきなど、多様な庶民の登場人物がつくる、豊かな笑いの世界。のちの落語、近世笑話集や小咄集に大きな影響を与えた。慶安元年版・全8巻42章311話の翻刻文に、現代語訳、語注、鑑賞、解説を付した、はじめての書。

まえがき
凡 例
醒睡笑之序
醒睡笑巻之一
名津希親方 貴人之行跡 うつけ 吝太郎 賢達亭
醒睡笑巻之二
謂被謂物之由来 落書 ふはとのる 鈍副子 無智之僧 祝過るもいな物
醒睡笑巻之三
文字知顔 不文字 文之品々(しな〔じな〕) 自堕落 清僧
醒睡笑巻之四
聞多批判 以屋那批判 曾而那以合點 唯有
醒睡笑巻之五
きやしや心 上戸 人はそだち
醒睡笑巻之六
児の噂 若道不知 恋之道 悋気 詮なひ秘密 推はちがふた うそつき
醒睡笑巻之七
思の色を外にいふ いひ損盤なをらぬ 似合たのぞみ 癈忘 謡 舞
醒睡


安楽庵 策伝[アンラクアン サクデン]
著・文・その他

宮尾 與男[ミヤオ ヨシオ]
著・文・その他

内容説明

誓願寺法主の安楽庵策伝が江戸初期に編纂し、板倉重宗京都所司代に献呈した笑話集。うつけ・文字知顔・堕落僧・上戸・うそつきなど、多様な庶民の登場人物がつくる、豊かな笑いの世界。のちの落語、近世笑話集や小咄集に大きな影響を与えた。慶安元年版・全八巻四十二章三百十一話の翻刻文に、現代語訳、語注、鑑賞、解説を付した、はじめての書。

目次

名津希親方
貴人行跡
〓(うつぼ)
吝太郎
賢達亭
謂被謂物之由来
落書
ふはとのる
鈍副子
無智之僧〔ほか〕

著者等紹介

安楽庵策伝[アンラクアンサクデン]
1554(天文23)年‐1642(寛永19)年。誓願寺住職

宮尾與男[ミヤオヨシオ]
1948年東京生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。日本近世文学会委員を経て、夕霧軒文庫長、近世文学研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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NAO

61
落語の落ちの部分ばかりを集めたようだなと思いながら読み終わったら、のちの落語や小咄に大きな影響を与えたと解説にあった。笑いのネタは、愚か者が人まねをして失敗する、知ったかぶりで無知を露呈する、言葉遊び、謎解き、などなどだが、解説を読んでもピンとこない話も多く、笑いにも時代の流行があることを感じさせられた。1巻2巻の話が、特に落語っぽくって面白い。6巻は児(ちご)の話が多く、当時多くの寺にいたらしい児たちと僧との関係がなかなか生々しい。2018/01/18

壱萬参仟縁

23
原文→現代語訳→語注→鑑賞。巻末は解説→あとがき→参考文献。59無智之僧(140頁~)。鑑賞において、智恵がないとは、学問もせず、経文も読まず、いい加減な生活で、僧としての勤めもしない。僧の世界を体得できない人物(141頁)。87自堕落(199頁~)とは、僧が戒律を破ること。悪さを承知で開き直る(語注)。124番のでは、独りはどうにも世を過ごすことができず、もう一人は暮らし向きが落ちぶれている(286頁)。2015/01/16

ひさしぶり

19
江戸時代初期に編集。のちの落語、小咄のもと。文盲の庶民、不良僧、呑兵衛等を嘲笑うような話の集まり。丁寧に現代語訳、鑑賞の仕方の注釈つけてあるのに笑いのツボが理解できなかったりで自身の教養のなさばかり気になって仕方なかった。これから半世紀も経てば今の笑も未来人は何がおかしいのだと疑問に思うかもしれない。2021/05/24

猫丸

5
笑話を集成した書。時代が古いせいか少々読みにくい。後に落語のネタとなる原話がちらほらあって興味深い。かなり丁寧な解題が付されているが、解釈に疑問符がつく箇所がある。

まさ影

4
さすが落語の祖2014/05/03

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