講談社学術文庫<br> イザベラ・バード―旅に生きた英国婦人

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講談社学術文庫
イザベラ・バード―旅に生きた英国婦人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 419p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062922005
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0123

出版社内容情報

19世紀後半のもっとも著名なイギリス人旅行家。アジア、アメリカなど未開の奥地を旅した彼女の知られざる生涯を活写する。本邦初訳
日本、チベット、ペルシア、モロッコ……
19世紀、未踏の地に行った! 見た! 書いた!

病弱のイザベラが静養の目的で南洋にでかけたのがすべての始まり。以後アメリカ、日本、マレー半島、チベットなど外国人が足を運ばなかった奥地にまで臆せず赴く。その記録はベストセラーになると同時に、民俗学的にも生物学的にも貴重な十九世紀の史料となった。知られざる幼少期から、異国での苦闘、晩婚後の報われぬ日々まで激動の七十二年を描く。

『スペクテーター』誌の評者はこう評している。「イザベラ・バードは理想的な旅行家だ。彼女は自分が見たものを正確な言葉を用いてあたかも読者が眼前に見るかのように思わせる素晴らしい能力を持っている……これまでバードほど巧みに表現できる冒険家はいなかった」(中略)読み進むにつれて、過ぎ去った過去に対する関心と郷愁がそくそくと読者の胸に迫ってくる。――<本書「序文」より>

序文
第一章 サンドウィッチ諸島――神に祝福された島
第二章 ロッキー山脈――開拓者たちとの生活
第三章 日本――奥地紀行の内幕
第四章 マレー半島――熱帯の夢
第五章 牧師の娘――病弱の長女が旅に出るまで
第六章 医師の妻――長く続いた悲しみと不安
第七章 カシミールとチベット――書かれなかった旅行記
第八章 ペルシアとクルディスタン――英少佐の偵察活動に同行
第九章 束縛――晩年も「旅は万能薬」
訳者あとがき


パット・バー[パット バー]
著・文・その他

小野崎 晶裕[オノザキ アキヒロ]
翻訳

内容説明

病弱のイザベラが静養の目的で南洋にでかけたのがすべての始まり。以後アメリカ、日本、マレー半島、チベットなど外国人が足を運ばなかった奥地にまで臆せず赴く。その記録はベストセラーになると同時に、民俗学的にも生物学的にも貴重な十九世紀の史料となった。知られざる幼少期から、異国での苦闘、晩婚後の報われぬ日々まで激動の七十二年を描く。

目次

第1章 サンドウィッチ諸島―神に祝福された島
第2章 ロッキー山脈―開拓者たちとの生活
第3章 日本―奥地紀行の内幕
第4章 マレー半島―熱帯の夢
第5章 牧師の娘―病弱の長女が旅に出るまで
第6章 医師の妻―長く続いた悲しみと不安
第7章 カシミールとチベット―書かれなかった旅行記
第8章 ペルシアとクルディスタン―英少佐の偵察活動に同行
第9章 束縛―晩年も「旅は万能薬」

著者等紹介

バー,パット[バー,パット] [Barr,Pat]
1934年生まれ。英バーミンガム大学卒業後、夫のジョン・バーと横浜・東京に3年間滞在、帰国後ロンドン大学で修士号取得

小野崎晶裕[オノザキアキヒロ]
1939年栃木県生まれ。2009年まで作新学院大学女子短期大学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

76
古書店で遭遇発掘した本。イザベラ・バードの本は、『日本奥地紀行』以来、何冊となく読んできた。旅行紀行作家として秀逸の人物。バードの本に出合った切っ掛けもひょんなことだった。書店でパラッと捲っただけで読むに耐えると直感。2021/04/17

Koning

22
19世紀末から20世紀初頭に掛けて開国直後の日本をはじめ世界中を旅したイザベラ・バードの伝記。病弱の治療で海外に行ってそこから元気になった途端に世界中未開地も物ともせず旅を続けるという凄い生き様にはびっくりでございます。この本では朝鮮・清国部分は省略ということで、そこも訳されてると600ページ位になったんじゃないかと(汗。 牧師の娘という出自(ただスコットランドだから恐らくは長老派なんだろうと思うけれど、どこの教派なのか書いてないのでそこが残念。一口で牧師ってもその教派で傾向が違うもんですし)、2013/12/16

N島

17
稀代の女性冒険家「イザベラ・バード」の生涯を綴った伝記。彼女の著作である各国での紀行文を引用しつつ、時には崇敬の意を込め、時にはドライな視点で「彼女の人生」が語られており、「偏ったキャラクター」故に発揮される「彼女の魅力」を如何なく伝える一冊になっています。「堅苦しく生真面目な筆致」「エキセントリックな行動」「キリスト教的道徳観」「飽くなき冒険への希求心」「鬱」…ここまで複雑な個性を備えた人物が実在し、皆に愛されながら天寿を全うした事実に、ある種の「奇跡」を感じてしまいました。2016/01/14

壱萬参仟縁

15
病弱のバード(裏表紙)。大器晩成の人(10頁)。第3章が日本。1878年到着(155頁)。鉄道敷設、銀行、新聞、郵便局、工場など、文明開化、殖産興業の時代(156頁)。庶民の貧民窟の描写もある(164頁~)。彼女はアイヌの集落も訪れたようだ(180頁)。几帳面で快適な安息所として、日本に惚れていったようだ(185頁)。その後のマレー半島の南国経験もさらに、日本より刺激的であったようであるが。第7章カシミールとチベットでは、彼女の誇張癖を指摘する(303頁)。読者はそうした誇張を差し引いて冷静に読む姿勢を。2014/01/13

雲をみるひと

9
イザベラバードを研究した本。日本奥地紀行ほかバードの著作の解説とバードの来歴の紹介から構成されている。訳文にありがちな表現で読みやすいとは言えないが、バードの数奇とも言える半生や著作執筆時の状況がかなり詳しく書かれていて読み応えがある。バード作品を読む際のお供によい一冊だと思う。2020/04/16

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