出版社内容情報
現代に、哲学することとは、リベラルであることとは、いかなることか。希代の哲学者の真価を、真摯に、かつあざやかに論じきる!
現代に、哲学することとは、リベラルであることとは、いかなることか。希代の哲学者の真価を、真摯に、かつあざやかに論じきる!
【著者紹介】
渡辺/幹雄
1967年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程退学。現在、山口大学経済学部教授。専攻は政治理論、政治思想。京都大学博士(法学)。
著書に、『ロールズ正義論の行方』『ロールズ正義論再説』『ロールズ正義論とその周辺』『ハイエクと現代リベラリズム』(いずれも春秋社)など。
内容説明
分析哲学の学統から頭角を現しながら、ハイデガーを愛好し、「文化系左翼」批判とリベラリズムの擁護を謳う、「稀代のソフィスト」にしてアイロニスト。この知的巨人は、いかなる理路で「基礎」としての哲学の終焉を告げたのか。変幻自在で挑発的な言辞を丹念に腑分けし、その背後にある思考を体系的に読み解く。ローティの真価は、ここに明らかとなる。
目次
第1章 R・ローティとJ.ロールズ(1)―ポストモダン・ブルジョワ・リベラリズムと正義
第2章 R・ローティとJ・ロールズ(2)―ロールズの方法論とポストモダン・リベラリズム
第3章 R・ローティを読み解く(1)―哲学編
第4章 R・ローティを読み解く(2)―政治理論編
第5章 R・ローティと現代アメリカの左翼―左翼は再生するか?
終章 今なぜローティなのか?
著者等紹介
渡辺幹雄[ワタナベミキオ]
1967年、栃木県に生まれる。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程退学。現在、山口大学経済学部教授。専攻は政治学、政治思想。京都大学博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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