講談社学術文庫<br> 訳注「淮南子」

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講談社学術文庫
訳注「淮南子」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062921213
  • NDC分類 125.1
  • Cコード C0110

出版社内容情報

淮南王が数千人の賓客たちに編ませた『准南子』。老荘思想に、法家、儒教を交えた新思想とは? 儒教一尊以前の哲学百科を読み解く。道家、儒家、法家、兵家、墨家の諸子百家思想と、天文・地理・時令・説話の知識を最大限網羅した、古代中国の思想の百科全書!!

淮南王劉安(前一七九?前一二二)が招致した数千の賓客と方術の士に編纂させた思想書『淮南子』。老荘思想を中心に、儒家・兵家・法家・墨家思想も取り入れた紀元前の中国における、知の百科全書である。前漢の武帝に愛秘されたが、実際はその思想性よりも芸文性の高さが評価されていた。魅力溢れる『淮南子』の全貌を、コンパクトな形で紹介する。

本書『淮南子』は、劉安が中国各地より招致した多数の賓客(数千人とも言われる諸子百家)に命じて、書かせ編纂した思想書である。『淮南鴻烈(わいなんこうれつ)』とも称される。……本書の編纂の開始は、景帝が崩御した前一四一年、完成は武帝即位の翌年(前一三九)である。
劉安は、春秋・戦国以来、前漢初期に至るあらゆる諸子百家の多様な思想を打って一丸となし、当時必要とされていた統一国家の理論を構築して、即位したばかりの青年皇帝武帝の政治に影響を与えようとしたのである。――<「始めに」より>

※本書の原本『淮南子 知の百科』は、小社より1989年に刊行されました。文庫化にあたり、全面的に改稿し関係論著目録も大幅に増やしました。
◎【電子書籍】『訳注『淮南子』 増補改訂版』は、「人間万事 塞翁が馬」を収録、新解説を追加。

編訳の方針
巻第一 原道(げんどう)
巻第二 俶真(しゅくしん)
巻第三 天文(てんもん)
巻第四 墬(地)形(ちけい)
巻第五 時則(じそく)
巻第六 覧冥(らんめい)
巻第七 精神(せいしん)
巻第八 本経(ほんけい)
巻第九 主術(しゅじゅつ)
巻第十 繆称(びゅうしょう)
巻第十一 斉俗(せいぞく)
巻第十二 道応(どうおう)
巻第十三 氾論(はんろん)
巻第十四 詮言(せんげん)
巻第十五 兵略(へいりゃく)
巻第十六 説山(せつざん)
巻第十七 説林(せつりん)
巻第十八 人間(じんかん)
巻第十九 脩務(しゅうむ)
巻第二十 泰族(たいそう)
巻第二十一 要略(ようりゃく)
『淮南子』関連論著目録
解説 『淮南子』の成立――前漢初期の政治と思想の中で


池田 知久[イケダ トモヒサ]
著・文・その他/編集/翻訳

内容説明

淮南王劉安(前179~前122)が招致した数千の賓客と方術の士に編纂された思想書『淮南子』。老荘思想を中心に、儒家・兵家・法家・墨家思想も取り入れた紀元前の中国における、知の百科全書である。前漢の武帝に愛秘されたが、実際はその思想性よりも芸文性の高さが評価されていた。魅力溢れる『淮南子』の全貌を、コンパクトな形で紹介する。

目次

原道
俶真
天文
〓(ち)(地)形
時則
覧冥
精神
本経
主術
繆称〔ほか〕

著者等紹介

池田知久[イケダトモヒサ]
1942年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。東京大学教授、大東文化大学教授などを歴任。東京大学名誉教授。専門は中国思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いとう・しんご

11
「抱朴子」きっかけ。ほとんど百科全書的な大著の部分訳。読み下しと原文はパス。前漢の権力者に誼を通じたい淮南王劉安が自らの下に招いた諸子百家の学者たちに手分けして書かせ、BC139年に成立した本。基本は道家なんだけれど、さまざまな思想潮流が流れ込んでいて、読んでいて、ちょっと身が入らない感じでした。2024/12/22

N島

2
中華思想百花繚乱。軽く目眩を感じました。

home alone

1
淮南子は諸子百家をまとめた本。諸子百家と言っても、道家よりで儒家、墨家、法家の思想をとりこんでる。宇宙の話しや天人感応説は結構面白い。政治の話しはやっぱ退屈2012/08/20

逍遥遊

0
68-20150709-03 最後の解説だけ読めばよいかな。学術文庫って、どうも対象としている読者がだれなのかわからないんですよね。この内容では、私のような浅学の人間は理解出来ないと思います。 まぁ、淮南子という書物は思想の寄せ集めだってことで、突っ込むと矛盾だらけですってことをこの本は言いたいのかな。2015/07/09

さーど

0
前漢、武帝時代に淮南王劉安が書いたとされる。 この書の特徴的な点は、道家思想を中心に据えながらも、根源たる「道」だけではなく末端の「事物(ものや出来事)」についても比重をおいているなど思想の変遷が見られる事である。 また、従来の道家思想を中心としてはいるものの儒家思想や墨家思想などが随所に見られ、当時の時代に則した新しいスタイルを模索しているように思える。 さり気なく行き過ぎた中央集権を批判する文もあり、当時の淮南王の置かれた立場が垣間見える。2015/06/28

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