講談社学術文庫<br> 高杉晋作の手紙

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講談社学術文庫
高杉晋作の手紙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062920674
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

高杉晋作の手紙から読む幕末史      幕末の長州藩を縦横に走り回り、29歳で世を去った高杉は、厖大な手紙、日記、詩歌など、書き物を残した。歴史と人間の生々しさが伝わる手紙を厳選した決定版。

内容説明

幕末の長州藩を縦横に走り回った高杉晋作は、時代を大きく旋回させて惜し気もなく舞台から去って行った。享年二十九―。一方で晋作は、厖大な手紙や日記、詩歌草稿を残している。手紙の相手は父母をはじめ、吉田松陰、久坂玄瑞、桂小五郎(木戸孝允)、山県狂介(有朋)ら、多岐にわたる。その行間からは幕末を生きた人間の生の息吹が伝わってくる。

目次

第1部 書簡選(吉田松陰あて(安政五年四月十日以前)
吉田松陰あて(安政五年四月十三日)
吉田松陰あて(安政五年十月六日ころ)
吉田松陰あて(安政五年十月十五日以前)
山県半蔵あて(安政五年十一月十日) ほか)
第2部 詩歌選(漢詩;和歌)

著者等紹介

一坂太郎[イチサカタロウ]
1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大正大学文学部史学科卒。東行記念館学芸員を務めるも同館閉館につき退職。現在、萩博物館特別学芸員、山口福祉文化大学特任教授、防府天満宮歴史館顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

6
漢文の素養の乏しい坂本龍馬と違い、高杉晋作の手紙は格調高い。しかししょっちゅう『あ』と『わ』を間違えるのは御愛嬌。全編侍らしい美意識を感じる。巻末のあとがきも面白かった。2011/09/20

紫暗

2
タイトル通り、高杉晋作の手紙が紹介されている一冊です。一通や二通ではなく、かなりの数が紹介されており、宛先も様々なので高杉晋作の内面をうかがい知ることができる貴重な資料だと思います。ただ、手紙自体がほぼ漢文で書かれており、返り点は打ってあるものの、書き下しはされていないので読みづらいという人は多いはず。漢文になじみのない方はご注意を。2014/12/18

逢日

2
宛てる人によって文体を使い分けていて、筆記からして違う。愛らしいなぁ、この人。2014/08/14

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